唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

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演奏について思うこと(その2)

  一般愛好家の場合 演奏をひとの前で発表する機会というのは ギター教室の(あるいは講習会などにおける)発表会をはじめ コンクール 仲間内で自主企画するコンサート等だろうか 愛好家によるコンサートの場合「入場料をとるかと…続きを読む

演奏について思うこと(その1)

  これまでの活動を踏まえて 私個人が《演奏》というものについて思うところを 思いつくまま記してみたい   演奏のクオリティをあげるのは 練習でなく ”曲内容の見通し” それまでの見え方に 別な視点を上乗せした瞬間 演奏…続きを読む

What’s 努力?

  秋ですねえ みなさん・・・ ここ最近 出歩くことも減り 秋の夜長は音楽聴いたり You tube 観たりして過ごすことが増えたけど 実は私が登録している You tube チャンネルはごくわずかである イヴァン・リン…続きを読む

あそび

  近頃のニュースで自分より若い世代の活躍を目にする機会が多くなった   というのはあくまで一方的思い込みであり 自分が歳をとったということもあるし 活躍する人というのは若い時分から活躍するものなのである どうしてもおじ…続きを読む

大雑把な変遷

10代の頃は なにも考えてなかった   20代の頃は とにかくうまくなりたかったプロアマ問わず 周りの人のギター演奏がとにかく刺激的だった   30代の頃は 音楽の標準語をギター演奏に適用することそれと同時に民族音楽のネ…続きを読む

美というものについて(その2)

 今振り返ってみると確かなことがあるベテランギタリスト緒方さんのあの時の言葉は決して誉め言葉のそれではなかった”きれい” は ”退屈” と同義だったのだ ”きれい” と ”うつくしい” もおそらく異な…続きを読む

美というものについて(その1)

  子供の頃から だらだらと練習していたギター それまでは師に言われるがままの曲を ただひたすら淡々とこなしていた 教本に載っているものは古典ばかり カルリ、カルカッシ、ソル、アグアド、、、   途端…続きを読む

リュートとギター

  先月、福岡市内の某会場で、ふたりのギタリストによるコンサートを聴いた。 東京でご活躍の熊谷俊之さん(36)と、福岡を拠点に活動を始めた松本富有樹さん(30) おふたりそれぞれソロとデュオによる構成だが、プロ…続きを読む

『松下流アナリーゼ』の周りで

    ”経験”とはサティが言うように「麻痺のひとつのかたち、柔軟性の反対」なのだろうか ぼくはこの言葉を7割がた信じつづけて久しい     『~の周りで』という連載シリーズを経験…続きを読む

”ひびき”について思ういくつかのこと(その4)

  疑問みっつめ 【楽器の”正しい”響かせ方】 こんなものあるのだろうか?     セゴビア全盛の時代には巨匠たちの鳴らし方、響かせ方が多くの人によって推奨され正しい奏法 とされてきた。 セ…続きを読む