唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

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越境について

  自分のための思考訓練。 ジャンルの垣を越えるということはどういうことだろう?   もちろん「越える必要があるのか」ということも含めて検討が必要だろう。 「越えること=自由=いいこと」という安直な図式に疑問符を投げかけ…続きを読む

自分の基準

  他者からの評価というものは あくまで結果のひとつであって それを得ることを前提とした行動には 終始むなしさがつきまとうことになる   仮に運よく評価を得られたとしても 承認欲求が満たされることは一時的なもの ならばそ…続きを読む

ひとは見かけに、、、よる

  先にことわっておくが、くだらない話である。忙しい方は読まなくてよい。   先月、福岡在住の”あるミュージシャン”とデートした時のことである。 滅多に会う相手ではないので、昼下がりの博多駅阪急ビル6Fの珈琲屋さんで景色…続きを読む

煮詰まっているあなたへ

  30年以上にわたって多くの生徒さんが目の前を通り過ぎて行った そう、、、(笑) 通り過ぎる人のほうが割合としては圧倒的に多い そんな中で5年以上通り過ぎなかった人は もはや私にとって”日々の生活のパートナー”といって…続きを読む

近頃の本音

  今回の記事を読まれた方には「こいつ遂にトチ狂ったか」と思われるかもしれないが 気にせず書くことにする ひょっとしたら以前から薄々感じていたことかもしれないが ここ一年くらい特に強く思っていることである  それはなにか…続きを読む

それぞれの景色

  前回の話の最後と すこしだけ かぶってくる内容から始めたい   生徒さんを見ていて 曲のどのあたりまで切り込めるかは もちろんひとそれぞれである それぞれであるが 曲の取り組みを山登りに例えた場合 仮にその生徒さんが…続きを読む

ショーとライブ

  音楽の舞台は 少なくともふたつのタイプ(要素といってもいい)が存在している すなわち ”ショー”と”ライブ” 両者の最も大きな違いは 《不確定要素》に対して  「拒絶する」か「受け入れる覚悟がある」か だと考えている…続きを読む

また来年、、、

  生徒さんをレッスンしていて ときどき動体視力 動体聴力 動体感覚の話になる     どういう内容かというと 動いている速度に対してどのくらい先を見ながら進んでいるか という話 例に出すのが 徒歩の速度で歩くのと 自転…続きを読む

演奏について思うこと(その4)

  私が長年に渡り感じてきたことを 今回は正直に綴りたい ”個性”というものに関する話  ”個性”というものが 確実に存在するか 幻想に過ぎないかという問題は ここではいったん横に置き 在るという前提でとりあえず進めたい…続きを読む

演奏について思うこと(その3)

  昨日ひさしぶりに自主企画主催のコンサートだった 先月もご一緒させていただいたギタリスト松本富有樹さんとのデュオコンサートだったが 彼とふたつのコンサートをやるにあたって 今まで感じなかった あるいは気が付かなかった様…続きを読む