最近 街を歩いていて思ったのは「若いひとがやたら多いな」ということ。しかしふと冷静に考えると それは若いひとが増えたというよりも たんに自分が歳をとっただけだということに気が付いた。まったくなんということでしょう・・…続きを読む
野暮な話
パリのオリンピックもそろそろ終わりに差し掛かっている。 若いひとが活躍するのを観るのはやはりいいものじゃよ。しかし毎回思うのじゃが、スポーツを国家別にやる必要がどのくらいあるのだろうか?せっかく個人を応援する気で観て…続きを読む
近頃のわたし
レッスンに来た生徒さんから「先生、おげんきですか?」と声をかけられることが最近よくある。 寒さに弱く、暑さに強いわたしは至極元気に過ごしているのだが、どうもご心配をおかけしているその原因は、先々月のブログで公開弱音を…続きを読む
ギタリストの周辺(6)
この連載エッセイも終わりに近い。 と、いうわけで今回の話で最も重要だと思われる部分に今日は切り込んでゆく。すなわち、、、 ”【ギタリストの手によるギター・オリジナル曲】に対し、奏者が手を入れるのはアリか?” どうでし…続きを読む
ギタリストの周辺(5)
”オリジナル曲”と言うと、その曲がつくられた「最初の状態」を指すことが多いと思う。 滝廉太郎のふるさと大分県竹田市には、『荒城の月』廉太郎オリジナルヴァージョンに対する愛着とこだわりがある人が多い。そう、ご存じの…続きを読む
ギタリストの周辺(4)
編曲とはなんだろう? 今日はこの問いに、私なりにちょっとだけ真剣に向き合ってみたい。 基となるメロディー、うた、あるいは楽曲があり、それをオリジナルとは違う楽器や編成のために《音を組み直す》こころみである。クラシ…続きを読む
ギタリストの周辺(3)
わたしは別に専門領域を特権化したいわけでもなく、ハッタリをかましたいわけでもないので、「演奏によってスタイルを描き分ける」ということに関して、少しだけ具体的に触れておこうと思う。 たとえばあなたが『カバティーナ』…続きを読む
ギタリストの周辺(2)
前回の続きである。 今ここでその是非を論じるつもりは無いが、現実として音楽には ”ジャンル” というものがあり、それぞれ固有の演奏スタイルを持っている。スポーツに競技がいろいろあり、それぞれ固有のルールを持ってい…続きを読む
ギタリストの周辺(1)
思いつくまま書いていきたいが、まず手始めに何の話から始めようか。 戦後の昭和時代、《ポップス・オーケストラ》なるジャンルが一世を風靡した時期がある。私は昭和46年2月の生まれだが、ちょうど我々の親世代にあたるぐら…続きを読む
ギタリストの周辺(0)
先日のブログのなかで ぽろっと書いたひとことに対し ある方からとてつもなく大きな問いを投げて戴いた。長くなるが以下にそのコメントを 全文あらためて掲載させていただく。 =============== 【素朴な疑問とし…続きを読む