唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

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さむいですね、、、

 

う~、、、さむい、、、。寒いのダメな松下です。地球温暖化なんて信じられないこの寒さ。

 

先日17日、教室の合同発表会が無事終わりました。ご参加くださった皆様、熱演ありがとうございます。演奏そのものとは別に、発表会やるたびに思うのですが、みなさん毎回そんなに曲を変える必要ありますか?もちろんそれは変えても全然いいし、私も変えるんだけど、「今回もこの曲」「次回もこの曲で行く」という選択肢もあっていいのですよ。

「この曲といえば○○さんよね~」とか「○○さんといえばこの曲よね~」みたいなケースがそう、もっとあってもいいかなと思います。毎回新曲にトライすることもいいですが、どうも《曲を変えること》《新たな曲に挑戦すること》が ” 上達 ” だと、勘違いしてしまうことが往々にしてある。それはおそらく音楽教室において教本を基に練習を進める過程で、講師が付けるあの丸印、すなわち「合格ですよ、おめでとう!」のあのサイン。あれがよろしくないんじゃなかろうか。

講師は慣習として無造作にやってることかもしれないが、あれが「この曲は ” 卒業 ” した」と生徒さんに勘違いさせる元凶である。曲との向き合い方は、弾く側次第で無限にあり、卒業などは本来ありえないのよ。AKBじゃあるまいし、、、。

 

いかん、このままじゃ激辛トークに突入しそうなので、話題を変えよう。

 

♪もうすぐたのしい統一戦、、、というわけで、26日のスーパー・バンタム4団体統一戦を心待ちにしているわたし。格闘技の試合って結局やってみないとわからないから楽しみなんですが、やっぱり今回あれですかね、、、タパレスチャンピオンは序盤に勝負を賭けてくるでしょうか?井上チャンピオン相手に長いラウンドは余計にむずかしくなるでしょうから。

 

あら、話題変えすぎてついていけない?ごめんなさい。

 

では来年の主催イヴェントの話をひとつ。年明けて二月二十三日(金・祝)にイヴェントやります。その名も【ギターサロン】。構想自体は一年以上前からあったのだが、これはサロンコンサートではなく、発表会でもない。4時間半に渡って松下が延々ギターを弾く。会場は喫茶店なので、お客様は入場料を払ってお好きなように過ごしていただく。

つまりそう、私が演奏している横でコーヒー飲んでくださってもいいし、お食事されてもいいし、本を読んでいただいててもいいし、知り合いとずっとおしゃべりされててもいいし、もちろん耳を傾けてくださってもいいし、ときどき聞いてときどき聞かなくてもいいし、13時から17時半までのあいだ、いつご来場くださって、いつお帰りになってもいい、、、。

 

そんな自由な空間だが、禁止事項はふたつある。それは【拍手】【リクエスト】。

 

あとBGMではないので、お客さんに忖度した選曲はしない。つまり無調音楽を弾く可能性もある、ということ。ちなみにお客様はプラス500円で、15分間以内の《演奏権》を買うこともできる。「長い曲を練習してるけど、発表会で弾くのは遠慮してしまう」という方や、「いいレパートリーがある程度たまったけど、まとめて人前で弾く場がない」という方はどうぞご利用ください。ただし演奏しても拍手は無いです。

 

あ、あと最後にもう一回話題が変わるけど、今読んでる横尾忠則さんの「老いと創造~朦朧人生相談」(講談社現代新書)、ものすごく面白い、、、。

 

2023.12.21.

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“さむいですね、、、” への4件のフィードバック

  1. S.Hongo より:

    今年も様々な音楽をお届けくださり、ありがとうございます。

    ギターサロン、15分間の演奏権。
    選曲(レパートリーないですが)、演奏順、頭を使いそうです。

    来年もよろしくお願い申し上げます。

    • 松下隆二 より:

      S.Hongoさま
       
      こちらこそありがとうございました。今年はまだあと一回レッスンありますね。
      来年2月の【ギターサロン】どんな空間になるか、皆さんで作ってみましょう。

  2. ちょうちょ より:

    横尾忠則さんの本に出てくる「人生をクリエイトする」という言葉、いいですね。

    物語を作ることもそのひとつだと思います。

    • 松下隆二 より:

      ちょうちょさま
       
      コメントありがとうございます。
      そうですね、一般からの質問に対し、そこからまず、ご自身の体験話につなげ、アドバイスの前に「例えば」を添える謙虚さなど、
      ギター講師としても見習いたいところです。

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