近頃のニュースで自分より若い世代の活躍を目にする機会が多くなった
というのはあくまで一方的思い込みであり
自分が歳をとったということもあるし
活躍する人というのは若い時分から活躍するものなのである
どうしてもおじいさんのイメージが強いが
セゴヴィアだって青年の頃から大活躍していたのであるし
藤井聡太さん、大坂なおみさん、大谷翔平さん、井上尚弥さん、、、
《割り切りのいさぎよさ》が身体的、思考的な反射の良さにつながっている印象
わたしには到底まねできないし
この年齢のせいかはしらないが
個人的なあこがれは最近どうも別なところに向かっているようだ
ギターの若者たちのことは知らない
あえて知らないようにしている
この先仕事などで出会ったとき
そのすがたが先入観でくもってしまわないように
彼/女らは彼/女らでたのしくやっているはずで
余計なひとことを言わないのが
これからのわたしにはたいせつ
「自分の中で課題を消化するのが野球のおもしろさなのかなと思います」(大谷翔平)
そう わたしにとってのギターもたぶんそう
今の自分より楽になるためには
これまで自分が考えていない いまだ意識して試したことのない
”なにか” をたしかめ 気づく
ストイックな中でなく
”あそび”として
リハビリも
まよいながら たしかめながら
”あそび”として
2021.7.1.