唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

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コンクールというものについて(その3)

  「芸術とは独裁である」   だれの言葉だったろう、、、忘れた、、、。     「コンクールの運営」にこれまで微力ながらも携わってきたが、以前からわたしの中でずっと 疑問だった点…続きを読む

コンクールというものについて(その2)

  すでにお気づきの方もいらっしゃると思うが、わたしは個人的に“コンクール”というものの存在 については、いささか懐疑的である。 マイルス・デイヴィスも言っているように、「音楽」というのは他者との“協調”であっ…続きを読む

コンクールというものについて(その1)

  クラシックギターの世界には“コンクール”というものが存在する。     「そんなもん、どの世界でも存在しますがな、、、。」 と思う方もいらっしゃるかもしれない。 しかし世の中にたくさん存…続きを読む

時代は変わる、そして演奏も変わる。(その3)

  クラシックギターについての専門的な今回の話題も、これで終わりである。   私は元来このての話はあまりしたくない。 なぜならギタリストが10人いたら価値感や美的感覚も10人それぞれであるし、たとえそ…続きを読む

時代は変わる、そして演奏も変わる。(その2)

  このたび私が話しているのは1990年代初めから2000年代の初め頃にかけてのギター界の 状況についてである。 私よりはるか年配の方にとっては「そんなことあったっけ?」という方もいらっしゃるだろうし 私より若…続きを読む

時代は変わる、そして演奏も変わる。(その1)

  去る四月十二日(土)北九州市の小倉インマヌエル教会にてギターデュオのコンサートが行なわ れた。 当日の演奏者は北九州在住の池田慎司さんと大阪在住の岩崎慎一さん。 お二人ともスペインの巨匠、故ホセ・ルイス・ゴ…続きを読む

名器よ、どこへゆく、、、。(その2)

  このさい極論してしまおう。 今の時代には前時代的な意味での「巨匠」は存在しない。 別な言い方をすれば、巨匠といった「権威」を必要としない時代に、いつの間にか世の中が 変化してしまった。 このことには一長一短…続きを読む

名器よ、どこへゆく、、、。(その1)

  先月東京で、とあるクラシックギター専門店を訪れた時の事。 そのお店は都内でも比較的落ち着いた雰囲気のところにあり、東京を徘徊するのにくたびれた 折、私が必ず羽休めに立ち寄るスポットのひとつである。 社長のS…続きを読む

コンサートにおけるプログラミングの重要性

  われわれミュージシャンが“プログラミング”の問題でアタマを悩ませている時、その言葉が どういった意味合いを持つのか一般の方々は理解できるだろうか? 非常に解りやすく言うと、それは「コンサート」もしくは「リサ…続きを読む

季節的(?)な話題

  芸術の秋である、、、。   各地の音楽教室はこの時期に発表会を開催するところも多い。 日頃のほほんと通っている生徒さんたちも、発表会が近づくにつれ目が血走ってくる。 (いえいえ、あなたのことではあ…続きを読む