先にことわっておくが、くだらない話である。忙しい方は読まなくてよい。 先月、福岡在住の”あるミュージシャン”とデートした時のことである。 滅多に会う相手ではないので、昼下がりの博多駅阪急ビル6Fの珈琲屋さんで景色…続きを読む
リュートとギター
先月、福岡市内の某会場で、ふたりのギタリストによるコンサートを聴いた。 東京でご活躍の熊谷俊之さん(36)と、福岡を拠点に活動を始めた松本富有樹さん(30) おふたりそれぞれソロとデュオによる構成だが、プロ…続きを読む
”ひびき”について思ういくつかのこと(その4)
疑問みっつめ 【楽器の”正しい”響かせ方】 こんなものあるのだろうか? セゴビア全盛の時代には巨匠たちの鳴らし方、響かせ方が多くの人によって推奨され正しい奏法 とされてきた。 セ…続きを読む
”ひびき”について思ういくつかのこと(その3)
前回お話したことは文系人間の思い描いた、あくまで個人的な”イメージ”の話なので、実際 なんの科学的根拠もないフィクションである。 しかしいつの日か”納得のいく裏付け”が欲しい、、、。 &nbs…続きを読む
”ひびき”について思ういくつかのこと(その2)
ヤフーニュースの見出しを流し読みしていて、発信元が信頼できると思えるものを中心に 拾い読みしていく(偏ってますねー、わたし)。 近頃、自分が気になるのは《ボクシング》《将棋》ときどき《テニス》関係の記事であ…続きを読む
”ひびき”について思ういくつかのこと(その1)
2002年の12月、私はブラジルのリオ・デ・ジャネイロに向かっていた。 音楽評論家の濱田滋郎先生が書いてくださった紹介状を片手に、ヴィラ-ロボス記念館を 訪れるのが、その旅の一番の目的だった。 トランジット…続きを読む
『Capricho Arabe』の周りで(その4)
第二イントロの後、こんなかんじですが、、、 場面Aのメロディー二拍目のラの上のアクセントは、「ここから唄いはじめて、次の小節一拍目 ラまでが”ひと区切り”」という意…続きを読む
『Capricho Arabe』の周りで(その3)
わたしが”アナリーゼ(分析)”と言っても、作曲専門の方々がなさるそれとは全然違ういわゆる 演奏に直結した完全な”松下流”。よって個人的なものであり偏見や出鱈目も多く含まれるもので あることをはじめにお断りし…続きを読む
『Capricho Arabe』の周りで(その2)
そういえば合奏練習の初回の日、集まってくださった10名前後のメンバーに尋ねてみた。 「これまでに”カプリチオ・アラベ”を独奏で練習したことのある方、どのくらいいらっしゃい ますかぁ?(挙手!)」 それは驚き…続きを読む
『Capricho Arabe』の周りで(その1)
Francisco Tárrega(1852~1909)の代表作として演奏家がとりあげる頻度の高いものに 『カプリチオ・アラベ(セレナータ)』という曲がある。邦題は”アラビア風奇想曲”。 タレガ”3高弟”の…続きを読む