唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

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「ひけない」話

  日頃生徒さんをレッスンしていて、頻繁に耳にする言葉のひとつに 「いや~、やっぱりトシとってくると指も頭も動かないですねえ、、、」 「楽器は若いうちからやらないとダメですねえ、、、」 といった類のものがある。…続きを読む

でこぼこ(その2)

  「ギターなど弾くには上手な奴などいらないのだ。研究などすればする程、ツマラナクして しまうのだ。誰にだって弾けるものだと思うから好きなのだ。」 【言わなければよかったのに日記/深沢七郎】(中公文庫)より &…続きを読む

でこぼこ(その1)

  「クラシックギターの魅力」のひとつは、世界中のさまざまな音楽に対し窓が開かれている ところであり、それらの音楽に対しアダプト出来るところである。 楽器の名称に「クラシック」と付いてはいるが、とりあげるレパー…続きを読む

なかなか結論の出ない話

  タイトル通りです。ごめんなさい、、、。思うがままに書きます。     あるジャズの巨匠のCDを検索していた時、日本人が書いている興味深いライナー・ノーツが あり、わたしの目を引いた。ちな…続きを読む

重い?軽い?(その3)

  このたびのテーマに関して、わたしの言いたい事は前回までにほぼ語り尽くした感があるので、 今回の投稿文はわりとポストリュード的(あるいは蛇足的?)な内容となる。     最終回である今回は…続きを読む

重い?軽い?(その2)

  このたびの話でわたしは二元論を唱えたいわけではない。 「重さ」と「軽さ」の中にさまざまなありようが有り、そのどれもが素晴らしく存在できる 可能性を持っている。つまり一元論の中に二元論や多元論が<入れ子>にな…続きを読む

重い?軽い?(その1)

  いえ、、、ご安心下さい。体重についてではありません。 ひとの<気質>について最近よく考えるのです。 <性格>と言うとちょっと違う気がする、、、、、う~ん、やはり<気質>の話です。   ~~~~~~…続きを読む

低音奏者に捧げるオマージュ(その2)

    ~試しに一度誰かヴァイオリニストを捕まえて、コンチェルトかソナタのヴァイオリン・パート を歌いながら、バスを弾かせてみてごらんなさい。かなりなヴァイオリニストでさえもそれが できないことに気づ…続きを読む

低音奏者に捧げるオマージュ(その1)

  演奏においては「集中すること」が大事だ、とよく言われる。 果たして本当にそうだろうか? 今までいろんなステージを経験してきたが、私の場合結果が悪いときは大抵集中し過ぎなのだ。 要するに「演奏の一歩先を局部的…続きを読む

レッスンというもの

  習い事というのは本来シンプルなことである。 ただし「先生のやってることを生徒が100%真似出来たら、、、」という条件がつく。 そして先生のような音を出したければ、指先の動きを目で追うより、そのときの先生の …続きを読む