昨日3月6日の早朝、私は突然の電話で起こされた。 とりあえず服を着て表通りまで出てみたが、その日に限ってタクシーが全然流していない。 いそいで唐人町駅から天神駅まで…続きを読む
緊急舞台(その2)
舞台というものは、”緊急”だからといって必ずしも緊張するわけではないし、”前準備に一年を 費やした”からといって当日緊張しないわけでもない。 『ステージをむかえるまでの時間』と『緊張』は、じつはそこまで関係…続きを読む
緊急舞台(その1)
家に居るとき、練習や編曲、レッスンの合い間にパソコンをつけ、”見るとは無しに” YAHOO!ニュースの見出しを見たりすることで、世の中の出来事を大雑把に把握する。 様々な記事が次から次に流れてゆく、、、。 …続きを読む
「C,J,Fx2G~しあわせの架け橋」(その3)
このたびのコンサート「C,J,Fx2G~しあわせの架け橋」は、私が尊敬する偉大なゲスト御三方 の音楽に対し、《クラシック・ギターのアプローチや語法》を如何に有機的に結びつけることが 出来るか、というチャレン…続きを読む
「C,J,Fx2G~しあわせの架け橋」(その2)
このコンサートおひとりめのゲスト、愛川智子さんについて。 私の知り合いミュージシャンの中では、お付き合いいただいている年数のもっとも長い (つまりもっともお世話になっている)方である。 私が二…続きを読む
「C,J,Fx2G~しあわせの架け橋」(その1)
先日16日に無事45才の誕生日を迎えた。 こう言っても「なんだ~。若いじゃないですか、先生ったら。ハハハ、、、。」 というリアクションを返す生徒さん(つまりは人生の先輩達)がうちの教室には多いので、 何とな…続きを読む
親愛なる先生(アルベルト・ポンセ編その4)
1995年2月、私はパリで24才の誕生日を迎えた。 フランス語にはなかなか馴染めず、生来の内向的な性格もムクムクと頭をもたげてきて私は 次第に人と会うのが億劫になり始めた。 友達と連れ立って、…続きを読む
親愛なる先生(アルベルト・ポンセ編その3)
ポンセ先生はエコール・ノルマル音楽院で5年生と6年生(最上級生)のクラスを受け持たれて いたが、私は5年生のクラスに入れていただくことになった。すべて福田進一先生のおかげで ある。 ところが初めて学校に行っ…続きを読む
親愛なる先生(アルベルト・ポンセ編その2)
数週間にわたるモルジーヌでの講習会を終えた私は、福田先生、竹内君、村治さんと一緒に (行きがけにも経由した)パリの街に戻った。あちこち観光した後、我々は福田先生のパリ留学 時代の恩師が学長を務める名門音楽学…続きを読む
親愛なる先生(いきなり脱線編)
ごめんなさい。 わたしがフランスで師事していたアルベルト・ポンセ先生の思い出について連載している 途中なのだが、ここでどうしても整理しておきたいことがある。 二十年来の友人であるギタリスト、鈴木大介君と共演…続きを読む