唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

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宴と、典と、、、そして縁と、展と、、、

 
一昨日福岡県八女市市政60周年記念イヴェントとして“おりなす八女”にて開催された
「エンと、テンと」
が多くの方の御尽力ご協力により無事終了した。
八女だけでなく遠く福岡市、北九州市からも多数のお客様にお越しいただき、貴重なお時間を
共にさせていただいたことに、この場をお借りして深く感謝したい。
特に2009年にもギタリスト鈴木大介氏と福岡で共演する機会をあたえて下さった大久保徹氏
にこの度も全面的にお世話になった。そしてわたしのCD録音から数々のライヴまで常に絶妙の
サポートで助けて下さる音響スタッフの江島正剛氏。このお二方が居なければ今回の企画は実現
しなかった。本当にありがとう。
 
 
ステージ上は鈴木大介氏のギターのおとを主軸に、わたしのおと、そしてこの日のスペシャル
ゲストである谷川俊太郎氏のこえという非常にシンプルなもの。
谷川氏は八十二歳の現在でも矍鑠(かくしゃく)とされており、氏の自作詩を朗読する声は
非常になめらかに且つはっきりと、ステージ上にいるわたしのこころに流れ込んできて思わず
胸が熱くなった。
父親世代の谷川氏とステージ上に並んで、ギターを弾いている同い年の鈴木氏とわたし。
その二人のギタリストの姿はまるで少年のようでした、、、とお客様のひとりから後で言
われた。
 
 
思えば神奈川と福岡でそれぞれ同じ歳にギターをはじめ、同じ歳にヨーロッパに留学し、同じ歳
に帰国。その後の歩みは全然違いながらも、お互いの人生の中で時おり交わり、また離れる。
その彼と交わった“点”の記録が、わたしの音楽人生の中でかなり大きな部分を占めており、
今回の点もまるで“円”であるかのように大きな点となってわたしの中に記録される事となった。
ほんとうに素晴らしいお二人と共にステージ上にいた時間は、ほんとうに夢のような速さで過ぎ
去っていった。
 
 
これまでのすべてのご縁に感謝!
それはこれからの展開の礎となることだろう。
 
2014.6.3.
 

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“宴と、典と、、、そして縁と、展と、、、” への4件のフィードバック

  1. S.Hongou より:

    本当に、記憶に残るステージをありがとうございました。
    鈴木氏のバッハが会場に溢れていったとき、きっと特別な一日になると思い、
    そうして、そうなりました。
    ギターという楽器の奥深さの、ほんのはしっこが、一年生未満にも見えました。
    谷川俊太郎さんの言葉の美しさと明瞭さ、
    心も身体も身軽なお姿に、年を経て生きていく、美しい姿をみせていただきました。
    先生にギターを習っている自分がうれしいです。
    ありがとうございました。

    • ryuji より:

      こちらこそありがとうございました。
      谷川氏の全身から滲み出る「飾らないつよさと飾らないうつくしさ」に
      胸を打たれました。
      ステージ全体を引っ張ってゆく鈴木氏の「孤独を怖れずに突き進むたくましさ」に
      励まされました。
      お客様と同じ気持ちで、たまたまステージ上に居ただけの当日のわたし、、、。
      自分でもめずらしい感触の体験でした。

  2. 大久保 徹 より:

     この度は、否、この度もお世話になりました。
    毎回無理難題を押し付けるようなかたちで申し訳ございません。
     しかし、おかげさまで、今回も無事、事なきを得た気がしております。
    少なくとも、初回のトリオ、そして前回の武満企画より、はるかにしっくりとくる、自分の足元が見えた企画の運びとなりました。
     八女民謡・仕事唄編曲、お見事でした。
    こちらが意図していたものを、あそこまで的確に表現していただけた事は嬉しい限りです。
    おそらくは、あの曲を聴けば、ある程度以上の方々は昔を思い出せるのではないでしょうか。
    時代の推移に対するささやかな抵抗でもありませんが、消滅を危惧するのであれば代替案を。今回のこの試みについて、少しでも多くの方々にチャレンジしていただきたい、そう願っております。
     最後に、タイトルの意味は当方のブログにてネタ晴らしをしておりますが、きっとお気づきなのではないでしょうか、この記事ですら真実ではない事を。
    それではまた、引き続きお世話になります。
    よろしくお願いいたします。

    • ryuji より:

      大久保徹さま
      いやいやいや、すばらしいブログ記事でした。
      http://projectshamurock.blog54.fc2.com/blog-entry-232.html
      大久保さんの執念というか怨念というか、凄味に対し、冷や汗が吹き出る思いで読ませて頂きました。
      言葉で言わず、如何に相手が悟るように仕掛けてゆくか、という「大久保芸術」の真骨頂でしたね、今回の企画、、、。敬服します、兄貴!

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