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語ってください!弾いてください!vol.2  を終えて

 

うちの主催企画『語ってください!弾いてください!』の第二弾を、5月3日(金・祝)に予定通り開催し、無事終了することができた。お越し頂いた皆様に心から感謝する次第である。

この企画はミュージシャンをゲストに迎え、そのかたの活動や人生をたどりながら、且つ合い間あいまに演奏もして頂く、というもの。今回は福岡市在住のギタリスト西島みどり先生に御出演頂き、進行役の松下がさまざまな質問を投げかけ、昭和の頃の九州ギター界の様子や、ご自身の活動などについて、貴重なお話をたくさんうかがうことが出来た。

私にとっては母の世代である西島先生と、数か月間にわたり打ち合わせと練習を重ねさせて頂き、今回その時間が自分の中で宝物となった気がする。

失礼を承知で敢えて言わせていただけるなら、西島先生は、いわば ”私の街のギターの先生”。第一線でバリバリと演奏活動されてるわけでもなく、お若い頃にも「中央に出て行って活躍したい」などという野心が微塵もなかったかたである。そんな先生の視点をフィルターとした【昭和から令和までのギターの世界】は、きっと「これまであまり語られることのなかった情景」を含んでいるに違いない。ひとりの女性として、妻として、母として生きてこられた先生の視点には、多くの生徒さんが共感できる ”なにか” が、きっとあるにちがいない。そう信じていた私の期待に、生徒さんたちの期待に、そして当日来てくれた数人のプロ・ギタリストたちの期待に対し、しっかりとした爪あとを残してくださった西島先生。あの日が終わって数日経つ今、感謝の念は膨らむ一方である。

先生!どうぞこれからも末永く、九州ギター界の【ウルトラの母】でいてください。

ああ、そうだ。そういえば、ウルトラの母の地球でのすがたは「みどりのおばさん(学童擁護員)」だった (笑)。

 

 

2024.05.07.

 

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