さる5月19日(日)市民合唱団「福岡フロイデコール」の定期演奏会が
おこなわれ(電気ビルみらいホール)、盛会のうちに無事終了した。
この合唱団とは今回で2度目の共演だが、前回は2年前の30周年記念で、イギリスの
B.チルコット氏がギタリスト村治佳織さんのためにアレンジした「パッヘルベルの
カノン」をラコート・モデルの19世紀ギターで演奏した。
合唱と共演するたび感じるのは、メンバーの取り組む熱意というか“ひたむきさ”である。
それは大勢の人間がひとつの事に取り組み、目指すものに一歩でも近づいた時、如何に
感動的なものが出来上がるか、、、。それを知っている人達の“熱意”であり“ひたむきさ”
である(ソロで到達する感動とは残念ながら規模が違う)。
メンバー達に「感動への道」を示しながら、長年音楽監督をつとめておられる中島敬介氏
のエネルギーは素晴らしいの一言に尽きる。
故・石丸寛氏そして九州合唱会の重鎮、三浦宣明氏の薫陶を受けた中島先生のご指導は
プロ・アマなど問わず、音楽に取り組む人の心を熱くさせる。
リハーサルにおいても、ユーモア溢れるアドヴァイスは各パートから時に個人にまで行き
届き、曲の細部から全体のことまで、そのフォーカスの仕方がまさに「変幻自在」に見え
る。そして縁の下でしっかりと支える専任ピアニスト神本求美さんも本当に心から合唱を
愛しておられるように見える。
今回はモダンギターを使用し、南こうせつの「妹」を共演させてもらった。
今日あらためて感じたことがある。
私はうたが好きである。
そして私はやっぱりアンサンブルが好きである。
2013.5.19.
第19回「福岡フロイデコール」定期演奏会
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先生、今回も素晴らしい音をありがとうございました。
私が百万語を費やすよりも、先生との1回の練習でメンバーがどれほどインスパイアされることでしょう。一気に5段か10段、ステップを駆け上がるメンバーたちを目の前にして、やはり本物の音は違うんだなと実感します。
本当に、私たち素人のお祭りにお付き合いいただき、ありがとうございました。
先生の「打上げ」の際のお言葉に気を良くして、またギターで編曲しようと心に誓っております。またぜひお付き合い下さい。そしてまた、ご一緒に楽しく飲みましょう。
メンバーたちは知らないでしょうが、楽屋での先生の「ミニ・リサイタル」は、本当に贅沢な一時でした。またの機会を楽しみにしています。
こちらこそありがとうございました!!
リハーサル、ゲネプロでの先生のお言葉の数々、
合唱団の皆さんの真剣なまなざしに加え今回は
石丸氏の思い出、イギリスでの体験談など胸に
残る事ばかりでした。
またぜひご一緒させていただける日を楽しみに
いたしております。
神本先生、裏方スタッフの皆様、そして合唱団の
皆様にくれぐれもよろしくお伝えください。