SNS急成長のいまの世の中にも、まだあるのだろうか?
《ものの順序》というものの価値は、まだ有効なのだろうか?
以前のことだが、ある若いクラシック・ギタリストの家にお邪魔した時、部屋の中にはかの有名なイーグルスの《ホテル・キャリフォルニア》がかかっていた。彼曰く「最近イーグルスよく聴いてるんですよ」。ぼく曰く「ああ、いいよね。ドン・ヘンリーはソロ・アルバムもいいもの出してるし・・・」彼曰く「ドン・ヘンリーって誰ですか?」
これって「江戸幕府に興味がある」と言ったひとが「徳川家康って誰ですか?」って言ってるのと同じ状況ではないか?だがひょっとしたら彼は私が洋楽好きなの知ってて、気を遣って話を合わせようと頑張ってくれてるのかもしれない、、、。その場合上記のたとえは、あまりに無慈悲極まりなく且つ大人げないと思えたので、「あ?ああ、今ドラム叩きながら歌ってるひと」と言うのが精一杯だった。で、なんで結果としてオレが気を遣わにゃいけんの?(苦笑)
【ものには順序ってものがある】というのは、昭和の価値観だろうか?それとも現代においてもまだ有効な言葉なのだろうか?どうも最近のことはよくわからないが、<従来の順序を無視したアクセス>による ” 新たな視点や発見 ” も確かにあり得るし、私自身そこに共感がないわけでもない。だが、グレン・フライやジョー・ウォルシュの名前を要求しているわけではないのである。つまりは現代においても【押さえるべきポイント】に優先順位なるものが存在するか否か、が本日のお題である。もちろん正解はない。あなたがどう思うかが『あなたの正解』であり、同時にそれは『他人の正解』ではない(つまり”正解”という言葉そのものが存在しないに等しい・・・ということになるのだが)。そのうえで敢えてわたしは『あなたの正解』が知りたい。どうなのよ・・・。
昨日あるクラシック・ギタリストと話をしていて、彼が突然「知り合いが”あるバンド”の存在を教えてくれたんですけど、パンク以降のバンドで、ボーカルが早くに自殺しちゃった伝説的なバンドで、名前いま出てこないっすけど、そのドキュメンタリーがあって・・・」わたしは彼がその話をしている間、フルで頭を回転させ続けた。そんな有名バンドいたっけ?でも洋楽好きを自認するわたしのプライドがここで引き下がることを必死で拒み続けた。クイズ番組さながらに過去の記憶を濃密に辿る時間・・・。30秒後わたしはピンポンを押した。「ジョイ・ディビジョン?」「ああ、それですそれです!」「ああ、イアン・カーティスか」「それです!イアン・カーティス・・・ですか?」
これも無慈悲極まりなく且つ大人げなく例えるならば、M.ジュリアーニを知らない人がいきなり S.ドッジソンの話題を出してくるのと同じくらい、私からすると”唐突”かつ”暴力的”なことなのよ。これってどーなのよ。え、アリなの?
2025.5.26.
あっ、イアン・カーティスのエピソード、ぼくのことですね笑
失礼しましたー笑
僕は彼のことを何も知らなかったのですが、なんだこの歌は!
と一瞬自分の潜在意識のどこかにある心に触れたようで驚きました。
普段全然違う音楽に満たされている自分に、こんな事が起こるんだなーと。
いけしんさま
あ、当人だ (笑)。ネタに使わせていただき恐縮です。
「アリなの?」と言っておきながら実はアリだと思っています。
むしろありのままを率直に表明できる人に対するジェラシーが自分の根っこにあるんだな、、、と自覚した次第です。
うーん、、、、弁解じみてるなあ (笑)
松下さんはナシアリどちら側も共有できるところが凄いです。