唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

Blog

権威的圧力について

 
ふくしまから帰りたての松下です。
6月15~16日の二日間にわたって、川俣町教育委員会の主催で開催された『フォルクローレ
プロフェッショナル講座』に木下尊惇ユニットのメンバーとして、ケーナ、シークの名手である
菱本幸二さんと一緒に、このたび関わらせて頂きました。
 
「えっ?でも松下にフォルクローレの講師が務まるのか?」と思うでしょ?
務まるわけないじゃないですか。なにをおっしゃってるんですか、そんな無茶な、、、。
というわけで、今回同じステージ上でただ指をくわえて見ているだけでしたが、いや~凄かった
です、おふたりとも、、、。
 
ボリビアを中心とした南米各国のフォルクローレ文化をその哲学と共にしっかりと背負いながら
未来を見据え、現在を推し進めるおふたり、、、。
プロのフォルクローレ・ミュージシャンであっても、フォルクローレ音楽の『表面的なスタ
イル』のみを追いかける事で終わってしまっているひとが多い中、おふたりは存在そのものが
まさに「生きたフォルクローレ」。
その演奏における凄み、やさしさ、そういったことを同じステージで体感させて頂くたびに、
「ギターやっててよかった」と感じる私でございました。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回ご一緒させていただいたおふたりもそうなのだが、音楽の世界でこれまで私が出会い、
尊敬してきた方々には他者を威圧する「権威的な圧力」というものが一切感じられない。
そういったもので武装する人は一般社会(?)でもたくさん居るのだろうが、音楽のような世界
でもやはり居るものである。有名か無名かはあまり関係なしに、そういったものが存在している
ことは興味深い(だが面白くない、、、、、苦笑)。でもこれはどちらかというと男性的世界の
話かな、、、。
 
演奏家の世界だけでなく、楽器店の世界、主催者の世界、愛好家の世界にもそれはある。
そういう【ひと】や【空間】に出くわした時は、わたしはさっさと逃げることにしている。
その辺は長年の勘で察知出来るようになったが、若い時は「権威的圧力」が不要なものだと
いうことに対する確信が持てなかったから、完全否定することも出来ず、結果随分と振り回され
た気がする。だがその後そういった武装とは無縁の「すばらしい先輩たち」に恵まれたので
今では自分に対し確信をもって言える。
 
「権威的圧力を身に纏っている【ひと】【もの】【空間】は信用するな」
 
2017.6.19.
 

カテゴリー:

“権威的圧力について” への3件のフィードバック

  1. 早坂吉弘 より:

    先日は楽しいひと時をありがとうございました。
    遠方にも拘わらず、いつも福島を応援ありがとうございます。
    陥没の被害の直後、更に大雨の被害は大丈夫でしょうか?
    今日、五十嵐さんがいらっしゃいまして松下さんの地元の福岡の大雨の話になりました。
    それにしても、最近の異常な天候には驚かされます。
    木下さんの田んぼが雨が降らずカラカラというMCが皮肉に聞こえます。
    降る所に適度に降ればいいのに。
    権威的圧力って僕らの業界にもあります。
    今年、東京の菓子学校を卒業した息子が選んだ修行先のオーナーがまさにそんな人でした。理不尽な言動、更に暴力、自分はパティシエ界のピカソと呼ばれる人の最後の弟子で海外での修行経験を鼻にかけ、洋菓子業界で幅を利かせてのことです。
    息子は、辛抱ができずに辞めました。
    するとオーナーは給料も払わず、東京では働けなくしてやる。みたいな脅しまでしたそうです。
    幸い息子は東京の菓子店に再就職して楽しく働いています。
    その店のオーナーは、お客様が喜んで笑顔になるためのお菓子をそんな環境で作れるわけが無いとの考えで従業員をとても大切にしてくれているようです。
    お見舞いのつもりが私事で長文、失礼しました。
    重ね重ねのご無事と益々のご活躍をお祈りしています。
    PS,バンドネオンの小川さんが松下さんのギター大好きだと言ってましたよ。
    では、またお会いする日を楽しみにしています。

    • ryuji より:

      早坂 吉弘さま
      ご丁寧なお気遣いのお言葉頂戴し、感激しております。
      先月はふくしまでの楽しいひととき、そしておいしい幸せのお菓子、本当にありがとうございました!
      今回福岡でも南の方がずいぶんと雨でやられた模様です。私の住んでおります福岡市は全然大丈夫ですが、、、。
      でも早坂さんのようなふくしまの方から今回のようなコメントを戴けるなんて、なんて心強くありがたいことでしょう。結び付けてくださった木下さんに感謝です。
      息子さん、結果的にお元気でご活躍のご様子、なによりです。
      お菓子でも音楽でも、ヒトとヒトをつなげ幸せにするはずのものですから、「日常的にじぶんを充実した状態に保つ」ことが大切なことだと思います。それがかなわない環境であれば、私の場合は遠慮いたします(笑)。
      この25年ほどの間で、ご子息が受けられたような「捨て台詞」「脅し文句」の類いを、私も3~4回は受けました。たぶん言ってる側としては教育のつもりでしょう。
      そうなると『教育ってなんだろう?』って思いますね。
      それでは10月コスキンの季節に「中野屋さん」にまたうかがいたいと思います。
      どうぞお身体を大切に。ありがとうございました!

  2. 早坂吉弘 より:

    ご無事でなによりです。そして丁寧なお返事ありがとうございました。
    しかし、ニュースを見ると予断を許さない状況ですね。
    被害にあった地域のみなさん、本当に御気の毒です。
    松下さんも色々なご苦労、経験をして今があるんですね。
    先日のソロのショーロ(Choro)とても良かったです。
    十月、楽しみにしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です