毎年、年明けには大阪の守口市にお招き戴き、コンサートおよび
公開レッスンをさせて頂いている。
今年で4年目になるが、例年同様皆様に温かく迎えていただき,無事
終える事が出来、大変感謝している。
毎年の楽しみのひとつとして、大阪のギタリスト岩崎慎一さんとの共演が
ある。私のひとつ年長である岩崎さんには、毎年わがままを聞いてもらい、
私にとってチャレンジし甲斐のある贅沢な選曲をこれまで実現して頂いた。
(古典やスペインものはもちろん、三善晃の「プロターズ」高橋悠治「しばら
れた手の祈り」、S・アサド「ジョビニアーナNo.1」など、、、)
その岩崎さんに、今年は私の尊敬するフォルクロリスタ、木下尊惇さんと
共演していただいた。お二人を是非引き合わせたい、という長年の私の夢が
新年早々実現したのは、ひとえにコンサートを主催してくださった大阪ギター
スクールの井谷正美先生のおかげである。
公開レッスンも、先生方のご協力のおかげで無事楽しく終える事が出来た。
前回レッスンを受けられた皆様が、この一年間で着実に進歩されているのを
確認でき、嬉しいと同時に励まされる思いであった。
唯一残念だったのは、レッスン会の主催者である高橋通康さんがお身内の
ご不幸のため、今回お会いする事が出来なかった事である。
とはいえ、今回初の試みで、空き時間を利用し“レクチャー”を行えた事は
受講者だけでなく聴講者にとっても、多少は意味があって良かったかもしれ
ない。レクチャー内容は一日目は「何の曲を弾くかよりもどう弾くか、、」
二日目は「私の考える“基礎テクニック”について」というお題目でそれぞれ
行った。不備な点も多々あったとは思うが、これは今後も続けていきたいと
思っている。
何はともあれ井谷先生、岩崎先生、猪居先生や高橋さんをはじめとする
守口を中心とした“ギターの和”に入れていただき、大変幸せを感じた今年の
大阪滞在であった。
2013.1.21
守口(大阪)での活動を終えて
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こんばんは。
アイリス・カフェのコンサート、土曜日の聴講に行かせていただきました。
松下さんのコンサートは初めてでしたが、井谷先生に聞いていた通り、素敵な音色で、すばらしかったです!
お三方のトリオでの演奏は、息がぴったりで、時間があっという間に過ぎました。
聴講は、以前に福田進一さんや益田展行さんのマスタークラスを聞かせていただいた時に、私のようなシルバー初心者でも、勉強になることをお聞きできたので、今回も参加させていただきました。
今回は、特に、参加して良かった、得した(関西人!)という気分です。
レクチャーが参考になることばかりで、レッスン料払わなくて申し訳ないくらいでした。
「何を弾くかより、どう弾くか」まだまだ譜面を追うだけで精一杯ですが、少しでも自分がイメージするように弾けるよう、心のこもった演奏ができるよう、楽しんで弾いて行きたいです。
次回は、松下さんのソロを是非聴かせていただきたいと思います。
大前幸子さま
この度はコンサートへのご来場及びレッスン会へのご参加、誠に有難うご
ざいました。
目の前の事に如何に興味を持ったり、感動したり、という事もその人の
能力次第だと思いますが、その能力を高めるためには、ある程度まで
「自分の考え方、感じ方」を整理しておく必要がありますね。
先日お話した事は、私が尊敬する先輩ミュージシャン(フルーティストや
ピアニスト、ヴァイオリニスト、そしてもちろんギタリストも、、、)
方から教えていただいた事を、私なりの体験を通じてまとめたものです。
もちろん正解なんかではありませんが、現在あの曲を弾く時の「私の楽
しみ方」をお伝えする事はできたかな、と思います。
これからもどうぞ末永くギターを楽しまれて下さい。
またお会いできる日を楽しみにいたしております。