唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

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親愛なる先生(アルベルト・ポンセ編その4)

1995年2月、私はパリで24才の誕生日を迎えた。     フランス語にはなかなか馴染めず、生来の内向的な性格もムクムクと頭をもたげてきて私は 次第に人と会うのが億劫になり始めた。 友達と連れ立って、…続きを読む

レッスンというもの

  習い事というのは本来シンプルなことである。 ただし「先生のやってることを生徒が100%真似出来たら、、、」という条件がつく。 そして先生のような音を出したければ、指先の動きを目で追うより、そのときの先生の …続きを読む

親愛なる先生(アルベルト・ポンセ編その3)

  ポンセ先生はエコール・ノルマル音楽院で5年生と6年生(最上級生)のクラスを受け持たれて いたが、私は5年生のクラスに入れていただくことになった。すべて福田進一先生のおかげで ある。 ところが初めて学校に行っ…続きを読む

ワンコイン・コンサートVol.6終了

  唐人町ギター教室の半年に一度の恒例行事である「ワンコイン・コンサート」も今回で六回目を 向かえる。本格的なコンサートを安価でお楽しみいただく目的で始めたこのコンサートも、 少しずつではあるが定着してきた印象…続きを読む

「暗黙」について

  「暗黙」というものに対しては以前にも書かせていただいたことがある。 最近またこのことについて考える機会が多いので、テーマとして再度とりあげたい。     いきなり結論だが、わたしは「暗黙…続きを読む

親愛なる先生(アルベルト・ポンセ編その2)

  数週間にわたるモルジーヌでの講習会を終えた私は、福田先生、竹内君、村治さんと一緒に (行きがけにも経由した)パリの街に戻った。あちこち観光した後、我々は福田先生のパリ留学 時代の恩師が学長を務める名門音楽学…続きを読む

親愛なる先生(いきなり脱線編)

  ごめんなさい。 わたしがフランスで師事していたアルベルト・ポンセ先生の思い出について連載している 途中なのだが、ここでどうしても整理しておきたいことがある。 二十年来の友人であるギタリスト、鈴木大介君と共演…続きを読む

親愛なる先生(アルベルト・ポンセ編その1)

  思い出話をするほどのトシでもないとは思っているが、1年間のフランス留学を終え日本に帰国 してから既に20年の年月がたってしまった。     フランス語による会話が苦手だった私にとって、一…続きを読む

あなたと曲との付き合い方は?(その3)

  ギターを始めて三年以上継続出来た方に是非ともやっていただきたいことがある。   それは何かというと、“レッスンで今先生から習っている曲”とは別にもう一曲“自分のやりたい 曲”を平行して自力で取り組…続きを読む

あなたと曲との付き合い方は?(その2)

  過去に取り組んだ曲を振り返って練習することは非常に大事である。 ギターが三年以上続いた人は特にそうである。 なぜならほとんどの生徒さんが、それまでやってきた曲を単に「上達する為の練習曲」と捉えて いて、“作…続きを読む