しかし高崎さんの文章を拝読していると、あのお方が「クラシックギター」から吸収しようと
思った要素は、いわゆる【奏法面】に関する事柄だけだったということが読み取れる。
短期間のうちに確実に何かを吸収したければ【学ぶ目的】を絞り込むほうが成果はより得られる
に違いない。
したがって『教則本のすべてを1ヶ月でマスターして、、、云々』のくだりを読んで
「ああ、、、やっぱり才能のある人は違うんだ。自分はこんなに時間がかかっているのに、、
あああ、、、。」
などと落ち込む必要は全然ない。
《短期間でスピーディーに学ぶこと》と《じっくり時間をかけて身に付けること》は別なこと
なのだから。つまり高崎氏は学ぶのに時間のかかる「クラシック演奏の表現法」「作曲スタイル
や各時代の違い」などの項目をあっさり切り捨て「右手、左手のスタンダード・テクニック」
あるいは「作曲上の旋法の使い方」などに的を絞って吸収したと推察される。
ただ「マスターした」と言い切ってしまうこの《割り切りの良さ》が逆にこのお方の真に凄い
ところかもしれない。
1960~70年代はいわばギターという楽器の存在がロックやポップミュージックの
【ど真ん中】にあった。その反動でもあろうか、80年代に入るとギターの代わりにシンセが
時代を象徴するサウンドとして台頭し始め、「ギター的要素の少ないもの」と「(ヘヴィメタの
ように)ギターテクニックやサウンドをより強く前面に押し出したもの」に二極化していく。
最後に超個人的見解でこのたびの御題を締めくくりたい。
いわゆる私にとってのヘヴィーメタル、ヘヴィーメタリストの【嫌な点、愛すべき点】
<嫌な点>
*音楽として『発散型』の曲が多い
*音数が多過ぎてウルサイ
*ライヴ会場が男くさい
*音楽が男くさい
*技術誇示(マッチョ嗜好)が鼻につくときがある
<愛すべき点>
*マメに(個人)練習する
*ライヴ会場が男くさい
*音楽が男くさい
*情にもろい、礼儀正しい(メタルに対しパンクは本当にアブナイのがいる)
*偽悪を演じているところ(見ていて偽善より百倍すがすがしい)
時に反発を感じ、時に共感しながら、しかし決して交わることなく共に歩んでいく、そんな
ヘヴィメタとわたしの「ながいなが~い関係」である。
(おわり)
ヘヴィメッタ斬り!?(その3)
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明けましておめでとうございます!「偽善より100倍すがすがしい!」ですか・・・(爆笑)
これが新年初笑いとなりました!ありがとうございます(笑)!
りゅうぞう先生、文章がだんだんと毒舌になってきておりますが・・・(笑)大丈夫でしょうかぁ?
今年1年が実りある1年になりますよう、益々なご活躍を心から願って!!元旦。 ㋑嫁。
kumiさん
新春明けまして御慶びガショー、、、(とりあえずたくさん言ってみた)。
毒舌ですかネ、、、。ブログ書いてるうちに見知らぬ敵がどんどん増え続けていって、しまいにウシロから刺されるかもしれませんが、そのときは指さして笑って下さって結構です(笑)。
今年も旦那さんと引き続きアートでクリエイティヴな生活をおおくり下さいませ。