いやー暑いですね、、、皆様いかがお過ごしでしょうか? 福岡も今日あたりからセミが鳴き始めました。
そして毎年のように再確認することがあるのです。わたし寒いのは全くダメだけど、暑いのは平気、、、というか我慢できるのよね。2月生まれなのに、それはあまり関係ないみたいで、、、。
こんな季節はひとり、部屋の中で ” エレクトリック・マイルス ” をガンガンかけ、から~いスパイスカレ―を、汗だくになりながら食べるのが一番である。いっきに<男くさい20代の頃>に戻れるなあ、、、。
そうそう、それとは全然関係のない話。
先月5月に書いたブログ記事「クラシック・ギター音楽史を終えて(その2)」の中にリンクさせている作曲家および作品例を表にしたもの についてですが、実はこれ更新してるのよ。そう、いきものなのです。今月アタマにはイスラエルの作曲家ヤン・フレイドリンを新たに加え、そして本日はあるミスに気が付き、修正を加えた。オーストリアの作曲家クビチェックであるが、親子二代にわたって作曲家で、親父が August 、息子が Augustin 、、、。んでもって「ギター・ソナタ」を書いたのは息子のアウグスティンのほう。だったのが、私カンチガイしておやじのほうを載せてしまってた!おやじは青年時代に A. ヒトラーと親友で、ヒトラーとの回想録も残していることで有名(この本、是非読んでみたいのだが、現在絶版で入手がむずかしい)。戦後、連行され尋問された時「再会した折、ヒトラーをなぜ殺さなかったのか?」と聞かれ、こう答えたそうである。
「ダチだからようっ!」「じょーだんじゃないわよう!」
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7月に入れば、いよいよ井上対フルトン、、、じゃなくてその前に、わたしにとっての大きなイヴェントがある。
木下尊惇さん、レオナルド・ブラーヴォさん、池田慎司さん、、、わたしにとって最高のギタリスト達との共演。
タイトル『4人の男』も、時間と共に違和感がなくなり、最近は愛着が湧いてきた(笑)。
「ラテン音楽の祭典」ということで、当日は全編に渡って中南米の音楽が演奏される。今回それぞれのソロは無い。ソロ演奏が聴かれたい方は、今後それぞれのコンサートに足をお運びくだされば容易に聴く事が出来る。
ありていに言えば、「せっかくこの4人が集まって、ソロを弾いてる場合じゃないのよ!」
私は木下氏と演奏を御一緒させて頂くようになってから20年経つ。池田氏とブラーヴォ氏もやはりデュオ結成から20年でその間、数々の名演奏を繰り広げられてきた。私と池田氏は25年以上の共演になる。私自身これまで彼と共に成長してきたのを、今回改めて感じている。ちなみに木下氏とブラーヴォ氏は、今回が<初顔合わせ>となる。
共演年数は、ある面では関係があるし、ある面では関係がない。それぞれの演奏に反映はするものだが、どちらの楽しさもあるのだ。そういった演奏面に加え、メキシコ、キューバ、ヴェネズエラ、ブラジル、ボリビア、アルゼンチン、、、これらの国の音楽が織りなす多彩な世界、、、。
今回のコンサートでは多層的な時間が流れることになる。
2023.6.26.