ギターは“習い事”としてなんとなく続けていた。 高校1年生のある日、例によって父の客の前で演奏させられた私は、その客から「演奏に 心がこもっていない。」というありがたい説教を受け…続きを読む
「暗黙」という壁
日ごろ自分が携わっている分野(私の場合つまりクラシック)以外のミュージシャンと 共演するのは私は大好きだし、“クラシックギタリスト”の中ではそういった機会が比較的 多い方だと私自身思っている。 クラシック以…続きを読む
親愛なる先生(坂本一比古編その2)
坂本先生は常に穏やかであった。 私自身も子供の頃はシャイでナイーヴ(?)だったので、レッスンは終始静かだった。 あまりに静か過ぎて、レッスン中にウトウトしてしまう事も、、、。 そ…続きを読む
ソロとアンサンブル(その2)
アンサンブルによる演奏の方が聴き手にとって“楽曲そのもの”を意識しやすい。 ソロ演奏だと演奏家個人の“パーソナリティー”を味わう要素が強まる気がする。 よく言われることだが「人間…続きを読む
ソロとアンサンブル(その1)
「クラシックギター界」の特殊性はたくさん挙げる事が出来るが、そのひとつが敢えて 言うならば“ソロ演奏中心主義”の伝統である。 世の大概のギター教室は、生徒さんにまず「ソロ演奏の能力」を高めても…続きを読む
たまには言い訳、、、
皆様こんにちは。 「松下隆二オフィシャルブログ」をご覧頂き有難うございます。 ホームページ開設以来、割とマメにブログを更新してきた(つもりの)私ですが、ここ最近 本番ラッシュの為…続きを読む
親愛なる先生(坂本一比古編その1)
あれは7歳になってすぐの頃だった。 母のマリンバの先生の紹介で、私は“ギター教室”へ通う事に決まった。 当時住んでいた福岡市東区の香住ヶ丘から天神の大丸ビルのそばにあるギター教室…続きを読む
親愛なる先生(齊藤賀雄編その4)
「私はこう弾きたい、といわれたらそれはもちろん自由なんだけど、 それだったら僕がここに来る意味は無いんだ。」 齊藤先生のアドヴァイスはその全てが、いっさいの権威とはかけ離れ 「ただ音楽を活き活きと演奏する喜…続きを読む
親愛なる先生(齊藤賀雄編その3)
“音泉講座”初参加の2002年以来、齊藤先生から戴いたものは 本当に計り知れない。 大きなことのひとつとして、音楽の“好き嫌い”が無くなったこと が挙げられる。 低音の同じ音の連打にしても、ア…続きを読む
木下尊惇フォルクローレ・コンサートIn九州 無事終了!
去る6月27日から29日にかけて、神奈川県秦野市在住のフォルクローレ・ミュージシャン木下尊惇のワークショップ及びコンサートが九州各地で開催され私、松下隆二も同行させて頂いた。 27日は私が日ごろからお世話に…続きを読む