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WHAT'S SENSE?(その2)

 
*センス(SENSE)
英語で五感の意味。転じて、美的感覚や感性のこと。<Wikipediaより>
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センスとは、ラテン語の「sentīre」という単語が語源になっていてこれは、「感じる」を意味する。
英単語として「sense 」と言った場合は「感覚」「人間の五感のうち1つ(味覚、聴覚、触覚、嗅覚、視覚)」「物事の見方や考え方」「感じ方」「意義」「意見」「意識」などを意味する。
概要
日本で「センス」と言えば「センスがある」「センスが良い」などの使い方が有名である。
「センスがある」と言えば「判断力が優れている」「物の微妙な見極めができる。」「感覚が優れている」「細部の違いまで理解できる」のような意味で使われる。
「服選びのセンスがある」と言えば「良い服を選ぶ能力がある」「他人にはない服選びの才能」「上手に服を選ぶことができる」のような雰囲気で使われる。
「彼は料理のセンスが無い」と言った場合は「料理を作るのが下手くそ」「料理の才能が無い」などの意味合いが含まれている場合が多い。
<ニコニコ大百科より>
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ここで一旦気になるのはやはり
「センスは一人ずつ違うものだから本来良し悪しなんて無い。みんな自分の好きなようにやれば
いいじゃないか。」
という主張である。
“センス”“個性”といった問題を考える時、必ず一度は向かい合わないといけない意見である。
このことについては養老孟司さんが名著「バカの壁」(新潮新書)のなかで触れられていた
エピソードが印象的だった。
 
病院の壁に自分の汚物で絵を描く患者さんの話である。“アート”としてみればそれは限りなく
「個性的」なものには違いない。だが周りの人間にしてみれば迷惑この上ない話である。
その話を引き合いに出した上で氏は、“学校教育でしきりに「個性を伸ばそう」などと言って
いるが、社会はそんなものは求めていない。社会が求めているのは“ひとの気持ちがわかる
人間だ”と結んでいる。
 
 
以上のことから私は「センスの良し悪し」というものが存在する、という前提で話を進めたい。
ただその判断をするのは“ある権威”ではなく“個人個人”であることを私は願っているが、、。
 
(つづく)
 
 

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