唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

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たまたま?それとも、、、

 
本日、ふと久しぶりの”エゴサーチ”、、、
 
 
断っておくが、私の場合けっして自意識過剰からくるものでないと信じたい(笑)。
むしろ私の行動や言動が、知らず知らずのうち、どこかで誰かに迷惑をかけ大炎上したりして
いないかその確認、いわゆる小心からくるものである(苦笑)。
 
 
【松下隆二ギター】で検索をかけたところ、自分のオフィシャルサイトの次に上がっていたのが
大阪の友人ギタリスト麻尾佳史さんのブログ。なんと私のことを愛情たっぷりに紹介して
くださっていた一年も前の記事 だった。
 
 
目を通してみると、私が受け止めるには過分なお言葉が並び、うれしい反面、私自身がこれらの
お言葉に見合う人間かどうか、甚だ心もとない気がする。
 
 
それはともかく、麻尾さんに対して私がいつも驚嘆するのは、他者の言わんとすることを
非常に正確に受け止める能力である。
 
 
言葉を他者と共有することはむずかしい。
言葉は思考を他者に伝える道具とも言えるが、意味やその分量の受けとめかたは本当に人
それぞれである。 仮に”フォルテ”という言葉を共有しても、受け止める感触や分量はやはり
ひとそれぞれである。
 
 
さらに正確に伝えるために、様々な比喩を駆使したり言葉を重ねるほど、伝えたいことには
皮一枚で届かない、、、というもどかしさがある。
もっともそこまで自分のなかの個人的感触を、他者に精密に伝える必要があるのかどうかは
また別の話として有る。
ちなみに私の場合、言葉の力というものをそこまで信用してはいない。
こちらの思っていることが言葉を介して4割伝われば、コミュニケーションとしては充分かな
と、日頃のレッスンでも感じている。
 
 
ところが彼と話していると、こちらの意図するところが、言葉を介して”8割がた伝わって
いる”そのことに驚嘆するのである。おそらくであるが、言葉を受け止めるときの彼の姿勢が
他者の言葉を単なる「情報として」ではなく「感覚も動員しながら」受け取る習慣がついている
のだろう。つまり相手がどういう感触で”その言葉”をしゃべったか、、、など。
 
 
それはともかく今回の本題はここからである。
彼のブログ記事の最後に、娘さんとTVアニメ『おじゃる丸』を観ていて、
「あ、松下先生だ!」
というキャラが出てきた旨、書かれてあった。
名は冷徹斎星月、、、
20200302221652319
たしかに似ている、、、(だが、しかーし!)
 
 
ちなみに二日前のレッスン時、小5の男の子から「日頃の感謝を込めて」と、手作りの
クッションをプレゼントしてもらった。家庭科の授業で慣れないミシンを駆使して作った
そうだ。なんとうれしい(おじさん感激)、、、、だがしかーし!その布デザイン、、、
 
 
《おもて》
DSCN715
《うら》
DSCN0716
 
2021.3.7.
 

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“たまたま?それとも、、、” への4件のフィードバック

  1. 麻尾佳史 より:

    松下先生、ご無沙汰しております。私の私的な紹介文が検索で表示されるようになってしまったので、先生にバレるのは時間の問題だな、とは思っておりました…ご迷惑をおかけしていないことを切に願います(と言いつつ今のところ消す予定はありませんが。笑)。
    言葉というのは本当に難しいですね。お褒めいただくような部分は私自身には全くないので恥ずかしいばかりですが、言葉に対する諦観に関しては松下先生の感覚の似ているところがあるので、そのように言っていただけるかもしれません。僭越ですが、私の言語観を書いた記事へのリンクを貼らせていただいたので、もしよろしければ一読いただけると嬉しく思います。過分なご紹介にあずかり、本当にありがとうございます。
    ところで今回の本題はここからですが、冷徹斎は占い師でして、侍ではないのですよ……!!

    • ryuji より:

      麻尾佳史さま
      お久しぶりです!
      麻尾さんの言語観の記事 興味深く目を通させていただきました
      https://asao-guitar.com/e/art-beyond-language
      日頃のレッスンのなかで「音楽の多様性」についてどう伝えるか、、、
      レッスンするひとは必ず一度は悩む問題かと思います
      「この曲はこう作られている」という事実はたしかに存在します
      しかしその事実を「どうとらえるか?」ここは自由かもしれません
      ”自由”ということばの受け止め方も本当にひとそれぞれでしょうね
      ”自由”と”勝手”のちがいはどこだろう?
      相手(作品やギター)を思いやり 精一杯息づかせる姿勢は
      自己満足ではあっても おそらく勝手ではなかろう、、、、
      ぼくにできることは
      定義づけではなく
      「こんな見方もできるかも」という
      あくまでひとつの例を示すこと
      さて本題・・・
      ”占い師”ですか!(笑)
      ちなみに言い訳させて戴くと
      ぼくが感じたのは
      「おれってそんなに古風か?(雰囲気の話)」
      やっぱり言葉はむずかしい、、、(笑)

  2. 麻尾佳史 より:

    ご返事ありがとうございます。久しぶりに松下先生のレッスンが受けたくなってきました^_^; 
    先生古風かな、どうかな?と思いましたけど、冷徹斎に似ていると言ってしまった口では何を言っても説得力がないですね笑 でも、クッションをプレゼントしたくなる師弟関係は素敵だと思います。

    • ryuji より:

      麻尾佳史さま
      でしょ?(笑)
      しかしすごい名前だ、、、冷徹斎、、、
      あこがれます(やっぱりか!)

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