《2021.5.7.》
単発のすばやいトレモロの動きはアルペジオの回復に有効な気がする
pima pami どちらも
《2021.5.8.》
16分4個のアルペジオをいろんなパターンで動かす際 強弱をでこぼこつけて弾く
《2021.5.10.》
今日は地味にゆっくりゆっくりと 単独動作を中心におこなった
あとはいつものカルリとマラッツを慎重にかるーく流す練習
やはり気持ちがゆったりしている日は 指もゆったりとしている
一昨日 5/8 に北九州で聴いたレオナルドと池田氏のコンサート やはりふたりともすばらしかった
ジストニアに関しては 整理された情報を彼等に提供することは 現時点ではまだ難しい
だが こちらの散らかった話を ふたりとも自分事として 大変な熱心さで聞いてくれた
そういうところが彼等のすばらしさの所以だと感じる
《2021.5.11.》
わたしはひとつ重大な勘違いをしていた可能性があることに気が付いた
4/23に観た動画に関して
あの記録動画で使われていたパターンは いわゆる“リハビリメニュー”ではなく
回復の成果を見るための 単なる“チェック素材“であって あの動きを“日々のリハビリ”として実践していた とするのは 私の早とちりではないか
つまり彼は日常的なリハビリにおいては《ゆっくりとした単独動作を中心とした素材を使っていた》のでは・・・
という可能性
だとしたら わたしはアホだ(笑) 真実はわからないが・・・
《2021.5.12.》
海外のギタリストがよくやっている“ドアノブひねり”を 和音弾きの際に導入してみた
もっといいネーミングないだろうか
だって実際はひねっているんではなくて 弾いた直後に脱力したその結果として 手首から曲がったように見えるんだろう
この弾き方の利点は p 指が指のみの力でなく 回転によって大きな力を利用できていること
あと指をまっすぐ振る和音弾きの時のように i 指のひっかかりを感じない
i m a のみの時にも使えそうである
アルベルティ的アルペジオ・パターンを弾く際 バスの p を弾くときに i が巻き込んでいて 結果 次に続く i が空振りすることがあるのに気付いた
少し以前からそうした状況には遭遇していたが 今日そのことが初めて意識にのぼってきた感じだ
「禁じられた遊び」
a を弾くとき同時に i を3弦にのせる練習は 巻き込み防止習慣になるかもしれない
練習用の姿見がほしいな
《2021.5.13.》
昨日の“ドアノブ~“
やはりドアノブとは違う動きだ
p のうごきに a m i を同調させている感じだ
そうするとネーミングとしては “寄らば大樹の陰“奏法 あるいは “長い物には巻かれろ”奏法
やっぱり私はネーミングのセンスが皆無だ
“忖度奏法”? “p自由落下奏法”?
だめだ もうどれでもいい
自分の技術上最大のポイントをあらためて意識しておくと
m をセットしたときに起こる i の巻き込み影響をどう回避するか
これが自分にとってはすべてを困難にしている要因であり これに対し今後どのようにリハビリしてゆくかが 考察の最重要ポイントになるだろう
《2021.5.14.》
昨日100均で鏡を買った 落としてもたぶん割れないやつ 30x20cmくらいのサイズしかないので 譜面台にのせて使っている
《2021.5.15.》
リハビリや曲など ギターをたくさん弾いた日は 右手全体がうっすらと痺れて むくんでいるような感覚 これはジストニアを患ってからずっとそうである
だがそんな日ほど 動きが戻ってきているのを実感できる これはいいのか悪いのか
5.12.最後に書いた「禁じられ~」の i セット練習は かなりのリハビリ効果を感じている
《2021.5.16.》
今日しみじみと感じている
わたしは以前より確実に良い状況への道を歩んでいる
どこが一か月前より改善された点か
「禁じられた遊び」
< a と同時に i 載せリハビリ> で a,m,を振るとき i が 空中どのあたりに位置していればいいのか 指がわかってきた気がする
まだ注意は必要だが 注意しながらであれば ミドルテンポ(4分音符=66)での空振りは ほぼしなくなった
ゆっくりの単独動作は リハビリに最も重要な基本であろうが 短い音群を素早く弾くのも リハビリとしての効果はかなりあると思う
ただそれをいつの段階からどのくらい取り入れるのがよいかは まだ判断できない
《2021.5.17.》
不思議だ 今日はそんなに良いとは思えない 時間にしてあまり弾いてないからか リハビリとは本当に牛歩なすすみかた・・・
《2021.5.18.》
「禁じられた遊び」
< a と同時に i 載せリハビリ>で 場面Aを 2回通した後
1分ほどのインターバルをおいて 初めてABAと連続して弾いてみた
テンポは四分音符=60
ABまでは問題なく ラストAに入ると 空振りやフライングが数か所出た
持続するのは現時点では まだむずかしい
リハビリの成果を先日感じたことで 完治に向けての変な焦りが出てきているようだ
気持ちが無意識のうちに急いているのを感じる
<拍を守らない練習、例えば m をセットした時に i 指が脱力しきるまで待つ、というような練習も必要かと思います。弾弦前、弾弦後、ともにマックスまで脱力してみてください>
今この時点で最も大切なのは 坂場氏からいただいた上記の言葉だろう
脱力の折 チェックするのは以下のポイント
*右腕前腕とギターとの接点がふわふわ動かせるくらい脱力しているか
*m を弦にのせたとき i が前にいった(巻き込んでない)状態で脱力できているか
今日カルカッシNo.19をレッスンしていて フィゲタの頼りなさに今更ながら気づかされた 毎日のリハビリにこの曲を取り入れようと思う
ゆっくりとゆっくりと 力を抜きながら