自力本願に戻してから半年近く経とうとしている。後悔は全くない。
右手の筋トレは週六日 毎朝おこなっている。これに加えてストレッチもやり始めた。腱鞘炎の予防と 筋をしっかり伸ばすことで 指の可動域をより広げるためだ。
だがそれだけでは リハビリは前に進まない ということを実感している。リハビリはあくまで ギターという楽器の上で進めてゆくことが必要に思える。
ここ最近大きな影響があったと思えることをいくつか挙げると・・・
*根元から振る
*末端の第一関節をほんのすこしだけ逆ぞりさせる
*振ったらすぐにもどす
*指の動きそのものを見ずに 弦の位置を見ながらひく
*外すことを気にせず 速いテンポ設定でもひいてみる
こんな感じだろうか。あくまで私の場合である。
もちろん健常のひとの奏法試行錯誤をいろいろ耳にすると いろんなやり方があっていいと思うが 正しいやり方は決してひとつではない。
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「運命にさからわず流れに身を委ねる」という考え方もある。もちろんそれもあるかと思う。つまりジストニア症状を受け入れ 自分が出来る範囲の中で工夫して自分独自の道を切り拓け・・・というものだ。もちろんそれはわかる。それに対する共感とあこがれは じつは私のなかにもある(笑)。
リハビリに取り組んでいる状態=悩んでいる状態
という図式で ひとからはとられ易い。しかしだからといって 他者から ”運命云々” 言われるのは「大きなお世話」と感じてしまう。その類の悩みくらい誰にだってあるものだ。私は症状の改善はもちろんだが その改善の過程を体験することに より大きな意義を感じているのだ。
「抵抗をせず、百パーセントそのハンディを受け入れる」(横尾忠則)
「運命とは自分で切り拓くもの」(卍丸)
どっちもアリなのだが しばらくは卍丸でいこうと思う。以上。
2024.10.18.