唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

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「所作」から得るもの(その1)

  最近珈琲に凝っている。   数年前から、ある珈琲専門店に出入りし始めたのがきっかけだ。 福岡市中央区けやき通りの最端にある“美美(びみ)”というお店である。 “自家焙煎”“ネル・ドリップ”にこだわ…続きを読む

二つの帰納的場面に対し「何か言いたい秋、、、。」

  帰納が納得感を得るためには多くの事例が必要であろうが、異なる事例に出会うたび再構築して ゆくのは大きなエネルギーと柔軟性を要する気がする。     先日のことである。 朝九時ごろ、私はギ…続きを読む

すき間を漂う

  ある特定の「誰か」もしくは、ある特定の「集団」のための音楽および演奏は出来るだけ やりたくない、とここ数年考えている。   それが“生者”であろうと“死者”であろうと、、、。   “エン…続きを読む

「あこがれ」について

    “ポーランドに行きたい”     留学を終えて帰国した二十代後半のころである。 その思いは日に日に強くなり、半年ほど時間をかけてようやく鎮静していった。   &n…続きを読む

「たばこ」の思い出(その4)

  “禁煙セラピー”という本のタイトル名は、私の頭のなかにしっかりと刻印されたものの、当時の 私はまだその本を手にする気も、たばこをやめる気もなかった。 だが何かが気になっていて、頭の片隅にそっとしまっている時…続きを読む

「たばこ」の思い出(その3)

  「“たばこ”はカラダに良くない!」   そりゃあ良くないさ、、、。そんなことは小学生でも知っている。 だが現実はそこまでシンプルに切り捨てられる話ではない。     &nbsp…続きを読む

「たばこ」の思い出(その2)

わたしが子供の頃(昭和50年代)は街の至る所に灰皿があった。 駅の待合い、国鉄電車の座席、バスの座席、学校の職員室、ゲームセンター、コンサート会場の ロビー、、、。 まるで世の中の人の大半がスモーカーであるかのごとく、、…続きを読む

「たばこ」の思い出(その1)

  たばこもずいぶんと値が上がったものだ、、、。     二十歳から三十四歳までの十四年間、たばこを吸っていた。 やめてからもうすぐ十年経とうとしている。 もう大丈夫だろう、、、。 だがやめ…続きを読む

HUEコンサート(福岡公演)に参加させていただいて、、、

  去る2014年5月22日(木)福岡市FFGホール(旧福岡銀行本店大ホール)において 韓国のポペラデュエット、HUE[ヒュー]のコンサートが行なわれ、ギタリストとしてサポート させていただいた。HUEは200…続きを読む

美しいはずの日本人(その2)

  ~加藤参謀長は、なお長官公室にいる。電報の翻訳文をみせたあと、蒼白のひたいを光らせて、 「艦隊に出港を命じます」 と、東郷の了解をもとめた。 「うん」 東郷が、うなずいた。東郷が民族の興亡を決すべき運命の戦…続きを読む