唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

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ポ~ケット~のな~か~には♪

 
だいぶ暑さに慣れてきたぜ!
という強がりから、とりあえず今日のブログを始めてみたい。
 
 
私が夏において冬よりも困るのは、”小物の所持”についてである。
カギ、財布、ティッシュ、ハンカチ、名刺入れ、パスポート、ペン、修正ペン、蛍光ペン等。
コンサートの時にはこれに音叉とカポダスト、紙やすりが加わることになる。
冬場はこれらのものをコートのポケットに入れて持ち運びできるのだが、夏はみんな一体
どうしているのだろうか?
これらを全部ズボンのポケットに押し込んだ日には、見た目がまるで土偶のようになってしまう
ではないか。
 
 
私が夏場でもジャケットを着ているのはじつはその為である。その結果、時として
「見てるだけで暑苦しい!」と非難されることになる。
「これら全部が本当に必要か?」
というご意見をお持ちの方も当然いらっしゃるだろう。その方々のために二品分だけ解説。
 
 
*【ペン、修正ペン、蛍光ペン】
楽譜の運指や注意書き(「6弦=D」とか「3カポ!」など)を譜面に書き込むのは鉛筆ではなく
水性ペンにしている。「鉛筆の方が消しゴムで消す事が出来る」と思う方も実際多いのだが、
消した後がなんとなく残るのがイヤである(筆跡のカタまで残りやすいシャープペンは論外)。
水性ペンで書き損じをした時に必要になるのが、修正ペン。難点は五線譜上で五線をかわし
ながら運指だけを抹消するのが、非常に高度な技術を要すること。
「摩擦で消せるペン」というのがあるが、ペンのくせに消せるなど”精神的いさぎよさ”に欠ける
点が気にくわない。しかもコピーした時のうつりがサチ薄いのも個人的に不満である。
蛍光ペンは”ダルセーニョ”や”コーダ”を色分けすると、曲の行き先が目で格段に追いやすく
なる。老眼&頭の回転が鈍くなりつつある50代手前の私には、とっても必需品♪。
 
 
*【パスポート】
お役所や銀行、もしくはなにかの会員登録時など、窓口のおねえちゃんから
「写真入りの”身分を証明できるもの”が必要となります」
と言われた場合、それは「”運転免許証”を出せ」と言ってるのとほぼ同義であり、免許証を
持っていない私はそのたびに人種差別を受けたかのように途方に暮れるのである。
そこでその対策(というか備え)として、持ち歩いているのが”パスポート”。
(葵の御紋を出されたかのような)コトの大きさに相手が一瞬ひるむのが多少の快感を伴う。
 
 
というわけで、私の大事な持ち運び袋として機能しているジャケット。
歩行中でも(歩きスマホのように)人に迷惑をかけず、その時必要なブツを手で探り当てられる
利点もあって、やはりこの夏も手放せない。
基本暑がらずの寒がり体質に私を産んでくださった両親に感謝。
 
 
それにしても暑いよ、この夏は!!
 
2018.7.31.
 

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