唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

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初めての試み

 

来たる8月28日(日)、あるイヴェントを開催する。

人生初の試みである”トーク・イヴェント”である。

ゲストを招き、その人のこれまで歩んできた足跡や活動を振り返りながら、

さらに「当時思っていたこと」「今だから思うこと」など縦横無尽に語っていただけたら、、、と考えている。

 

栄えある第一回目のゲストは池田慎司(ギタリスト)さん。

心から尊敬するミュージシャン仲間の一人である。

長い付き合いになるが、「時に近く、時に距離をとる関係」を保ち続けているからこそ長く続いているのかもしれない。

知らないこと、聞いてない話もたくさんある。

トークだけでなく要所要所に生演奏もまじえながら、ご来場くださった方々にとって贅沢な時間となるよう進めてゆきたい。

 

ご予約いただいた皆様には、当日の池田さんへの質問を前もって受け付けている。(全員分とりあげる時間はないと思うのでこちらで選ばせていただくことになるが・・・)

彼が当日どれだけ自由になれるかは、わたしによる場の設定や問いかけかたにかかっているし、それこそが今回一番のチャレンジである。

 

今まで(有名無名含めて)いろんなジャンルの素晴らしいミュージシャンと共演してきた私であるが、その私がいつも残念に思うことがある。それは、

「ギタリスト池田慎司のすごさをちゃんと分かってない人のなんと多いことか!」

そこをお伝えするのも今回わたしの使命。

 

2022.07.09.

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“初めての試み” への5件のフィードバック

  1. 村田陽子 より:

    松下先生のこの企画、素敵❗
    興味津々です。
    時代の流れ、人生の流れを、音楽の魅力、人間の魅力で、波動を通して幾重にも表現するって、面白い❗予約させて頂きます。

    • 松下隆二 より:

      村田 陽子様

      来月28日のイヴェントの御予約ありがとうございます!

      わたしにとっても初のトークイヴェントなので
      今、楽しみつつ準備をすすめているところです
      池田慎司氏は私の共演者としては最も長く付き合いがあり
      ギタリストとして、とても尊敬しています
      池田氏へのご質問があれば事前にメールで受け付けておりますので
      お気軽にどうぞ!

  2. Takao Yoshimoto より:

    松下先生

    昨日は楽しい企画有難うございました。 池田先生のギターは何度か聴きしたことがありますが、池田先生の人となりやギター音楽との関わりなど幼少期から現在までの生き様を少し垣間見ることができ、池田先生の音楽の太陽のような明るさ、楽しさの原点に触れられたかなと思います。
    聞きたい事があったのですが、少し触れられていました。 それは合唱や声楽のように歌詞、詩がないギターの場合の感情表現、喜び、悲しみ、嘆き、嬉しさなどを如何に理解し表現していかれるのかという事です。 歌詞のある無しでは演奏者、表現者と聞き手がわのギャップをどう埋めるかの作業も難しいのかなと思います。 結局は聞き手側が自由に感じれば良いということになるのでしょうが。 また、機会があれば松下先生と色んな話がしたいと思っています。 出来れば松下先生が主役のトークイベントを期待したいところです。  明後日は加来先生の教室の発表会です。加来徹さんもみえられ2曲ほど歌われます。 20回記念で過去の生徒さんたち、音大の学生さんたちも参加されます。 私はシューベルトの冬の旅からWasserfluttと日本歌曲 初恋を歌います。 ドイツ語の暗譜が大変です(笑)   では、また演奏会に行きます!!!!

    • 松下隆二 より:

      Takao Yoshimotoさま

      昨日はお忙しい中ご来場くださり有難うございました。
      池田さんに限らずそのひとの”ひととなり”が、その演奏を作ってるといいますか、成立させてると思いますので、そこを感じていただける機会になったかな、とは思います。
      トークイヴェントは初めてでしたが、聞きたい話は山のように準備し、時間を見ながらその場でそれらをどんどんカットしていったり、話を予期せぬ方向に広げていったり、、、進行役としてはそういうむずかしさと面白さを体験させて頂きました。
      昨日は対話の中で、ことばにふくまれる”意味”の扱いのむずかしさにも池田さんは少し触れられましたね。
      意味を限定してしまう言葉の使い方がある一方で、意味をどんどん多義的にぼやかしてしまうことで、言葉のもつ容量をひろげてゆくというような使い方も出来るのかな、、、と思います。
      さらに言葉を背負っていない音は、”意味”の世界からより一層、逃れることが出来る。そこが器楽の可能性であり面白い部分だなと個人的には思っています。

      • Takao Yoshimoto より:

        松下先生

        なるほど! 言葉を背負っていない音の可能性ですか! それは言葉では限定されるであろう意味を解き放って自由を与えるということですかね。 シンプルに音楽は聴く側がどう感じようとも自由ですよね。
        有難うございました!!  

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