唐人町ギター教室では、楽譜が読めない初心者の方からプロを目指している上級者まで、現役プロミュージシャンが丁寧に指導致します

Blog

2月の北九州に向けて頭をよぎること

 

クラシックギタリストとは?  という問いに

<音符を媒体とする演奏>の伝統をベースに 音楽をするギタリスト

と この場だけ仮に定義してみる

 

ジャズ、民俗音楽、ロック、、、、、音符が読めなくとも勿論 音楽は出来る

いや むしろ音符を介さず演奏する音楽のほうが圧倒的に多い

 

だが 音符および楽譜というものが 単なるノーテーションを超えた存在であることを

熟練したクラシックミュージシャンほど 感覚的に信じられるのではないだろうか

この場合の熟練とは 年数ではなく経験を指している

 

<音符を通しての演奏>のみが実現できる世界は どんな世界だろうか?

音符を視覚で受け取り 指先で弦の音にかえる

その作業と同時に 音に血を通わせたとき 初めて

他のジャンルの演奏家と同じ 《音楽のスタート地点》 に立つ

 

そこからクラシックミュージシャンならではの世界が開いてゆく

台本のセリフに血を通わせる役者のように

ゆきあたりばったりではない緻密なアンサンブルを

リアリティをもって その空間に実現してゆく

 

10人の異なる人間が

ギターだけを手に

 

 

2024.12.04.

 

カテゴリー:

“2月の北九州に向けて頭をよぎること” への2件のフィードバック

  1. 村田陽子 より:

    松下先生へ。
    しばらくでした。今年も早、師走。
    5月の”アンデスからの贈り物“にきてくださった見知らぬギターファンが、ついこないだラインで繋がり知らせてくれて、来年2月24日にお馴染みのお顔ぶれ9人の男と一人の女が、なんと、センチメンタルなタイトル〈幸せの架け橋〉ですって⁉️
    想像しただけで胸が高鳴ります❗楽しみ‼️
    わたくしのギター熱はまだまだ冷めやらぬ様子です。寒くなりました。ご自愛のほど。

    • 松下隆二 より:

      村田 陽子様

      ご無沙汰しております。
       
      来年2月は池田慎司さんの発案で 彼の思いに共鳴・賛同したギタリストが集まり にぎやかにやることになりました。
      是非会場でお待ちしております。
       
      少しずつ冬らしくなってまいりました。先生もくれぐれもご自愛くださいますよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です