発表会の三日前に

 

ついにきました♪

ギター合同発表会の季節♪

たまにゃおやじを~よろこばそ~♪(あれ、知らない?昭和ネタ過ぎたかしら)

来たる11月23日(土・祝)千代音楽・演劇練習場パピオビールーム大練習室14:30開始で

ございます。お客様は入場無料でございます。わたくし松下と北九州の名手、池田慎司氏の

ソロ演奏もそれぞれ予定しております。

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私は発表会特有の、あの雰囲気すなわち

「子供や初級者から始まり、徐々に実力のある生徒にうつり、最後は腕自慢の生徒」

という流れが個人的に好きではない。

それで今回は二年前に試してみて好評だった形式を再度復活させてみた。

どういうものかというと、プログラム全体を小分けにしてプチタイトルをつけるのである。

例えば《ギターデュオの楽しみ》《魅惑のロシア民謡》《日本の歌から》《ラテンアメリカへの

旅》《愛奏曲集》などいくつかの部門に分け、3~4組ずつグループにまとめて聴かせる形だ。

ギターはじめて間もないひともベテランもごちゃ混ぜ状態だが、カオスにはならない。

ちょっとしたコンサートの雰囲気になり、全体を感じやすくなる(もちろん最後のほうは

長く待たされる試練に耐えうる人達を配置している)。

 

 

生徒さん達にとって一番の関心事は、「緊張した状態で自分がどれだけできるか」だと思うが、

これは我々プロフェッショナルでもたぶん同じである。私もこの問題については年がら年中

悩んでいる。

最近の私はコンサートが近づくにつれ、日常生活の中で可能な限り思考を断って、かわりに

感じる時間、感覚的な時間を増やすよう努めている。ステージで演奏中考えてしまう時は、

大体調子の悪いときだ。思考ももちろん大切だが、それは実際の演奏と距離をおいたところで

行われる作業であり、ステージはもはや思考の場ではない。

 

 

ステージでは音に対し感覚的に捉える(すなわち”感じるモード”に入る)ことを大切にしたい。

ブルース・リーが映画『燃えよドラゴン』で「考えるな。感じるんだ。」と弟子に言ったのは

実戦(実践)の場での心構えであり、日常での思考というものはもちろんあるだろう。

ステージにおいては、考えることによってコントロール(管理する気持ち)が入り、結果臆病に

なるかコントロールのゲームに興じることになるが、聴いているひと(その場に立ち会っている

ひと)にとっては、それは壁をつくられた状態でもあるのだ。

 

 

私が最近着目しているのは呼吸法についてだ。

これは多くの演奏家も言及しているようにリラックスの効果がある。

曹洞宗における禅の修行として実践されている”丹田呼吸法”が、取り敢えず一人で手軽にできる

ものとしてお薦めだ。ほかにもヨガやチベット体操、瞑想の方法などリラクゼーションに繋がる

ものは多数あり、ご自分に合うものを各自とり入れてみてはいかがだろうか。

 

カテゴリー: エッセイ, 明日のギター演奏の為に   パーマリンク

発表会の三日前に への11件のコメント

  1. S.Hongou より:

    丹田呼吸法なんて、自分を見つめられる方にしかできないよー。(>_<)

    失礼いたしました。
    面かぶりクロールで50メーター泳いで、ゴール前に沈まないようにしたいです。

    プチコンサートのような発表会、もうここまできましたら、皆さまの演奏と己も楽しめるよう(大丈夫か?)、当日に挑みます!

    よい一日にしたいです。

    • ryuji より:

      S.Hongouさま

      おお、やはりコメントきましたね(笑)。いつもありがとうございます。
      では丹田呼吸法でなくてもよいので、これはどうですか?

      1.肺一杯に空気を溜め込むように鼻から息を吸い込む
      2.ゆっくりと時間をかけて口から息を吐ききる
      3.1と2を繰り返す

      緊張してる時には呼吸が浅くなっているはずです。呼吸が浅いからよけいに緊張するのかな?
      カラダの重心が上にあがってきてる感じ。
      そのギャクのイメージです。
      呼吸を深ーくすることで重心をカラダの下のほうにさげるイメージです。

      呼吸法はレオナルドさんが本番前に楽屋でやってました。ピアノの権藤さんも先日ステージ袖でされてましたよ。

      • S.Hongou より:

        ありがとうございます。
        弾き始め、確かに息は吸うのですが、上手くいかないときは、はき出すことを忘れています。

        あと二日!

  2. Takao Yoshimoto より:

    同じ呼吸法でも歌の場合は呼吸法をきちんとやらないとできまへん! ボイトレの先生についてイタリア歌曲の練習を始めたころ、最初は呼吸法で散々やられ、ほとんど歌わせてもらえませんでした。 合唱は人数が居るから誤魔化せるけれどソロはチョンバレ(笑) ブレスコントロールは本当に難しい、今でも歌の途中でストップさせられます(

    • ryuji より:

      Takao Yoshimotoさま

      なるほど!リラックスのためのものと歌唱のためのものではまた呼吸法も違ってくるでしょうね。
      だが本来リラックス目的の呼吸法で、”コントロール”や”技術”を追求し出したら、本末転倒になる可能性大ですな(笑)
      とりあえず気楽にやってみたらいいんじゃないでしょうか

  3. 大前 幸子 より:

    松下先生今日は、お久しぶりです。
    わたくしも日曜日が発表会なので、まさにぴったりな内容です。
    「プログラムを小分けにして、プチタイトルを付ける」
    なんか楽しそうな発表会ですね!
    何で自分があの人よりも前なんだとか笑の不満は無くなるというよりも、弾き手も聴き手もワクワク感がいいですね。
    曲を選ぶ時も、来年はこういうテーマで弾こうかなと、目標も立てやすい気がします。
    ご盛会になられますよう〜
    私も、心穏やかな状態で弾けるよう?当日に備えたいと思います。

    • ryuji より:

      大前幸子さま

      お久しぶりです。コメント戴きありがとうございます!
      そうですか、日曜日ですか。ドキドキを楽しみたいですね。
      大阪の皆様にもよいお時間となりますように!

  4. A.Takai より:

    『24時間丹田人間!』のくだりで、とうとう爆笑してしまいました。
    公園のベンチで身体を折ったりのばしたり自分のお腹にチョップする度に、きっと息が止まっていた隣のベンチの人にとうとう二度見されました

    • ryuji より:

      A.Takaiさま

      おお~っ実践されたのですね!しかもいきなり公園ですか。まあ公園だと確かに空気が良さげですね。
      やっぱり人間切羽詰まらないとなかなかやらないので、発表会をきっかけに私もあなたもいっそのこと
      『24時間丹田人間!』

  5. 江頭 薫 より:

    貴ブログを読んで発表会のことを知り、生徒さんの素晴らしい演奏を楽しませていただきました。ありがとうございました。ひとつだけ残念に思ったことは、ラリアーネ祭のアルペジオ変奏の直後に拍手が起きたことです。あの少年は予期しない出来事に動揺を見せずに最後まで懸命に演奏しましたが、気の毒に思いました。返信の必要はありません。

    • ryuji より:

      江頭 薫さま

      返信してしまって申し訳ございません。
      先日の発表会にお越しくださり、長時間お付き合い頂きまして有難うございました。
      本番は予期せぬ出来事がいろいろとおこるものですね。家で練習している時にも本当はいろいろと予期せぬ出来事は起こっているはずですが、、、(笑)。
      言葉の綾かもしれませんが、それらはすべてハプニングであり、アクシデントではないと個人的には感じています。
      時間が経つと楽しい思い出になることもあるから不思議なものですね。

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