2019守口

年明け恒例となっている、大阪守口市でのコンサート(大阪ギタースクール主催)とレッスン会

(岩崎慎一主催)で、今年も25日~27日の三日間にわたりお世話になってきた。

 

北九州市在住の名手、池田慎司さんと共に充実の時間を過ごさせていただいた今回であるが、

コンサートの内容としては年明けのブログで予告していたように、以下の内容であった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

《ギターアンサンブルの楽しみ》

【第一部】

*田園的子守歌~映画『失われた都市』より(A.G.Caturla/J.Ortega編)

*ベンタロン(P.Maffia/L.Bravo編)

*テ・バス・ミロンガ(A.Fleury/L.Bravo編)

*ふたつのギターの為の音楽(C.Fariñas)~以上、池田・松下デュオ

*キタロエディア・ストリゴニエンシス(F.Farkas)

*君の影になりたい(H.Quatromanos/松下編)~以上、池田・岩崎・松下トリオ

 

【第二部】

*パヴァーナ・カプリチオ、タンゴ(I.Albéniz/池田編)、入り江のざわめき

(I.Albéniz/M.Llobet編)~以上、井谷・池田デュオ

*アンクラージュマン(F.Sor)~以上、井谷・松下デュオ

*スンマ(A.Pärt/松下編)

*シータ(A.Piazzolla/L.Bravo編)

【アンコール】

*映画『11月のある日』メドレー(L.Brouwer/松下編)~以上、岩崎・井谷・池田・松下

カルテット

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

というカオスなプログラムでお届けした。ドイツ留学から帰国したばかりの井谷光明氏の

若々しく瑞々しい演奏と、大阪ギター界のもはや重鎮と言ってもいい岩崎慎一氏の落ち着きと

貫禄を湛えた演奏に挟まれ、池田・松下両名は、共に充実のアンサンブルを楽しんだ。

 

 

そして翌日は守口市の大阪ギタースクールにて池田氏と私のレッスン会を同時進行で開催して

いただいた。受講してくださった皆様、聴講に来てくださった皆様、場所を提供してくださった

井谷正美先生、そしてこれだけの大掛かりなレッスン会をおひとりで主催してくださった

岩崎慎一先生に心から感謝したい。

 

 

思えば守口でお世話になり始めて10年の月日が流れていた。

毎年の守口での時間というのは、わたしにとって一年間の”日常”を充実して過ごすための

たいせつなたいせつな”非日常”であった。この大切なしあわせをもっとも分かち合いたい

相手、池田慎司氏に来年以降のレギュラーを託させていただいた。

井谷正美先生、百合江さん、お父さん、高橋通康さん、これまでレッスンを受講してくださった

皆さん、コンサートに足を運んでくださった皆さん、そして毎回どんな曲でもイヤな顔ひとつ

せずコンサートで付き合ってくださった岩崎慎一先生、、、。

池田慎司さんのエネルギーによって《守口のしあわせな時間》はこれからまだまだ膨らみ

ますよ。乞うご期待!

ほんとうにありがとうございました!!!

 

2019.1.29.

守口-1

 

カテゴリー: 活動報告   パーマリンク

2019守口 への9件のコメント

  1. S.Hongou より:

    本年も、素晴らしいコンサートを堪能いたしました。
    ご出演の、井谷光明さん、岩崎先生、池田先生、松下先生のお人柄を醸し出しながら、絶妙にブレンドされる上質のお時間でした。
    とにかく松下先生のソロが聴きたい! と守口までお邪魔して、先生方や皆さんに迷惑だったかもしれませんが、私には、大阪のギターを愛する方々の情熱に接することができ、幸運でした。

    皆さんの演奏には、
    「この演奏が私」と、迷いがなく、芯があり、パワフルでしなやかでいらっしゃいました。

    大阪で知り合った皆様に、これからも変わらぬ友誼を。

    この機会をくださいました、先生に感謝申し上げます。

    また、新しい景色をみせていただけると、わくわくしてお待ちしております。

    ありがとうございました。

    • ryuji より:

      S.Hongouさま

      迷惑だなんてとんでもありません。遠いところをわざわざのお越し、ありがとうございました。

      そうですね、地元ではわたし、ソロのリサイタルなどほぼやりませんものね(苦笑)。
      やはりソロというものはその性質上、聴衆の評価がパーソナルな部分といいますか演奏者個人に向かいやすいので、、、。
      アンサンブルで手ごたえのあるときは、「いい時間を共有している意識」や「音楽そのもの」といった方向にみんなの気持ちが向かうので、個人の応援っぽくなるよりは、どちらかというとそちらの方が好きなのです。
      でもソロでしか描けない世界というものも勿論ありますので、それはまたいずれの日か、、、。

  2. 荒田和豊 より:

    こないだは、とつぜんお伺いして大切なレッスンの時間にすみませんでした。
    守口は私が通っていた高校が近くとても親近感のある街で、しかも同日に松下さん池田さんが来られてるならばと、駆けつけた次第です。
    レッスンは、たくさん見させて頂いておりませんが、お二人の真摯なレッスンに対する姿勢とそこに居られる方々を見、感動を覚えました。音楽を探求する事は見返りを期待するものではありません。音楽というものは物凄く一生懸命にならないと獲得出来ません。
    皆さん美しい姿でした。温泉講座が引き継がれているのを見て、あの時の時間を噛み締めておりました。ありがとうございました。

    • ryuji より:

      荒田和豊さま

      こちらこそ先日はわざわざ足をお運びくださり恐縮の極みです。
      レッスン中入ってこられた時には一瞬自分がどこにいるのか分からなくなりました(笑)。
      自分の師の前で公開レッスンをするという貴重な試練をいただき感謝しております。

      福岡での鈴木大介さんと荒田先生のリサイタル(4/16)今からとても楽しみにしております。
      ありがとうございました!

  3. 荒田和豊 より:

    池田先生はじめ、皆さまにくれぐれもどうぞ宜しくお伝え下さい。

  4. 井谷正美 より:

    松下隆二先生

    この10年間、本当にありがとうございました。
    先生の温かなお人柄と、魅力溢れる演奏と音楽に、心満たされた幸せな時間でした。

    そして今回は、息子光明も共演させて頂いた事、池田慎司先生、岩崎慎一先生、素晴らしいギタリストとご一緒させて頂いた事は、私にとって、勿論息子にとっても、一生忘れられない宝物となりました。そして、これからも池田先生とこの幸せな時間を、共有できる道を作って頂いた事にも、深く深く感謝申し上げます。

    松下先生を通じて、沢山の方達との出会いがあった事も、私の宝物です。
    コンサートを企画して、本番を迎えるまでのプロセスも、その一つ一つが勉強であり、心が躍る瞬間でもありました。

    さあ、今度は私が九州へ、松下先生、皆さんに会いに行きますね。
    又、幸せな時間をご一緒出来たら、こんな嬉しい事はありません。
    これからも、どうぞ、よろしくお願いします。

    • ryuji より:

      井谷正美先生

      主催という役割の大変さ、割の合わなさ、そして大切さ、、、。
      周りのためにそれをいつも笑顔でこなされる(というかご自身の楽しみに変えられる)井谷先生や百合江さんから本当に多くのことを学ばせて頂きました。
      ”大阪ギタースクール”が常に醸し出してある《風通しのよさ》《すべての人を受け入れるあたたかさ》が私にとってあまりに居心地がよく、ついつい10年間も甘えさせて頂きました。感謝の言葉しかありません。

      近い将来、九州でお会いできることを願っております。ありがとうございました。

  5. 大前 幸子 より:

    こんにちは。
    10年前はまだギターを始めていなかったので、何回目になるでしょうか、色々な方とのコラボを聴かせていただきました。
    「いい時間を共有している意識」「音楽そのもの」にみんなの気持ちが向かう
    正直、ソロの演奏の方が聴きたい私ですが、楽しく、また聴きたいなぁと思うのはそういうことなんですね。
    企画してくださる方、演奏してくださる方がいて、私のような聴くのが好きなものが素敵な時間を過ごすことが出来、嬉しいことです。

    松下先生のレッスン会も楽しみの1つです。
    たしか、最初の聴講の時に、最後にヘンツェのノクターンを全員にレクチャーしてくださいました。
    あんな事をしてくださるのは、初めてのことだったので、とっても嬉しく、ちょうどノクターンを弾いていた頃だったので、勉強になりました。
    そして、去年、ある質問に対して松下先生から、ご親切なお返事をいただき、本当に先生のお人柄に感激しました。
    これからも、どんな音楽を共有させていただけるのか、楽しみにしております。
    いつも、ありがとうございます!

    • ryuji より:

      大前 幸子さま

      こちらこそコンサート、レッスン会といつも積極的に足をお運び頂き、本当にありがとうございました!

      大阪の愛好家の方の多くがコンクールを意識されてか、こちらが「えっ?」と思うような、技術的にも内容的にも難易度の高い曲を練習されますね。大阪在住プロのプログラミングを見ても大曲が多い気がします。
      それらに触れることももちろんギターを弾き続ける上で楽しい要素ではあるのですが、《難曲のソロ演奏に挑戦すること》以外にも音楽やギターの楽しみはあると思い、その紹介に10年という歳月を使わせて頂きました。
      ”アンサンブル”もそのひとつだし、”ゆったりした小品演奏のアプローチ”をレクチャーする企画もそう考えた結果でした。
      ヘンツェの『ノクターン』も弾きようによって素敵な時間になるし、ソルの『魔笛』やテデスコの『ソナタ』でも弾きようによっては退屈な時間ですよね。要は「なんの曲を弾くか」よりも「目の前の曲をどう弾くか」で充実することの方が大切ではないか、と思うわけです。
      私の場合そのように音楽を見るようになってから、曲の好き嫌いが圧倒的に少なくなりました(ゼロになったとは言えません、、、汗)。

      そういったことを10年間でどこまで皆様にお伝え出来たか分かりませんが、池田慎司さんは私が最も信頼する”健全な意識を持った音楽家”のひとりです。引き続きよろしくお願いします
      ありがとうございました!!

井谷正美 にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)